第2話

本 命 チ ョ コ
424
2019/02/25 09:53
今日はバレンタインデー
俺は彼女のあなたからのチョコが欲しい
だけど全然くれる気配はなくて
どーしたの?大ちゃん
ふてくされたような顔して
大貴
っ…なんにもねえよ
もしかして、あなたちゃんからまだもらってないの?
大貴
なんでわかるんだよっ
顔に書いてる
大貴
あなたの彼氏だぜ?バレンタインくれるだろ?普通は
大貴
なのに、まだくれないなんてさ〜
でも、あなたちゃんにも考えがあるんじゃない?
もう少し待ってなよっ
大貴
あのあなたが考えてるのかなぁ
放課後
わたし
大ちゃん〜っ、帰ろ〜っ
大貴
あっ、うん〜
わたし
今日みんなからたくさんチョコもらっちゃったよ〜
わたし
えへへっ
大貴
… そうか、よかったな
わたし
ん?大ちゃんどうしたの??
大貴
いやっ、、なにもない
もらえてないから嫉妬してるなんて言えねえよ


そう思ってたらあなたの家の前についた
わたし
大ちゃんっ!
わたし
ちょっと待ってて!
大貴
ん?
そういって自分の家に入ってしまったあなた
ちょっとすると、再び出てきて
はいっ!って紙袋を渡してきた
大貴
…ん? これは?
わたし
なにって…
わたし
バレンタインだよ…
わたし
用意しないわけないじゃんっ
そういってにこっとしたあなた
可愛くてそして嬉しくてたまらなくて
思わず抱きしめた
大貴
ほんとありがとう
大貴
やっぱり、あなただいすきだわ
わたし
わたしもだよ、大ちゃんハッピーバレンタイン❤︎
そういって甘い口づけとともにバレンタインは締めくくった
p.s 実は伊野尾ちゃんは、放課後に渡すことをあなたから聞いてたらしい

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