第8話

公認
295
2026/01/31 08:50 更新
 本のページをめくる音が、だんだん遠くなる












































 ナイトメアの膝の上
 背中は胸に預けられていて、腕はゆるく腰を囲っている
ナイトメア
ナイトメア
……まぶた、重いな
 囁くような声が、頭上から落ちてきた
ナイトメア
ナイトメア
無理をしなくてもいい
ナイトメア
ナイトメア
そのまま寝ても大丈夫だ
 主人公の意識が揺れ、


 ページを押さえていた指が、少しずつ力を失っていく
















 ナイトメアはそれに気づくと、
 本を静かに閉じた











ナイトメア
ナイトメア
……やれやれ
そっと、頬にキス
ナイトメア
ナイトメア
ここまで警戒を解くとは





































ナイトメア
ナイトメア
本当に君は…
ナイトメア
ナイトメア
俺の前”だけ”無防備だな
 返事はない
 主人公は、完全にうとうとし始めていた







































 その時――

 空気が、歪んだ
???
……おい
低くて、圧のある声

大体予想はできる

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