第10話

7.不穏な気配はすぐそこに
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2026/05/07 11:49 更新
あなた
…と、まぁこんな感じで知り合ったんだよね〜
青山 羅太
いや出会い濃すぎるでしょ!!!
民野 紺
というかみっどぉってその時はまだ人見知りとかカタコトとかなってなかったんだね?
竜魂 緑
俺がそうなったのはその時から
そう、みどりくんの人見知りとカタコトは
誘拐で怖い思いをしたことからだった
だから男女関係なく人見知りする
カタコトは信頼してる人の前だと比較的減る
けどあえて黙っておく
金羽都 恭
にしても変な刑事もいたもんやな
雲井 麗雨
オンマイウェイねw
あなた
まじであれはいまだによくわからん
竜魂 緑
それが普通だよ
青山 羅太
ww
じゃあ次は…
先生
授業は終わりだ、各自教室にもどれ〜!
民野 紺
え〜、もっと聞きたかったんだけどなぁ
金羽都 恭
まぁいつでも話せるやろ
雲井 麗雨
今日の昼、また集合かな!
あなた
あっ、今日行けないかも!
竜魂 緑
ンェッ、どうして?
青山 羅太
呼び出しでも食らった〜?
らだがニヤリと笑う
あなた
まぁあながち間違いではないかも…
雲井 麗雨
え、それってどういう…?
民野 紺
もしかして告白とか〜?
あなた
まぁ、生徒からの個人的な呼び出しっぽい
金羽都 恭
まぁそんなわけ…は?
青山 羅太
…え
あなた以外
えぇぇぇーー!!!!?!?
あなた
うるさっ!
民野 紺
いや、ねぇ…だって
竜魂 緑
あ、まじ…?
青山 羅太
俺らが今やってるゲームわかってる???
あなた
わかってるよw
というか告白とは決まってないでしょ
あくまで誰かしらの生徒が私を呼び出しただけ
告白とは一言も言っていない
それにもし告白だとしても受けるつもりはない
見ず知らずの人の告白にいい返事はできない
私は仲良くなってからがいいのだ
だからってこいつらを好きになってやるかどうかは
全く別の話だけどね!!!
雲井 麗雨
…ほっ
金羽都 恭
あ、焦ったわ…
竜魂 緑
(よかった…)
青山 羅太
そうだよね〜!俺のあなたの下の名前なんだから!
と言って抱きついてくる
あなた
ちょ、急にくっついてくんな〜!
ってかお前のじゃないし!
青山 羅太
いや俺のにするから
あなた
はいはい、頑張ってねー
青山 羅太
絶対思ってないやつじゃーん!?
雲井 麗雨
とりあえずらっだぁはあなたの下の名前から離れよーねー
民野 紺
レウさんがヤキモチ妬いてる〜
雲井 麗雨
えぇ!?
金羽都 恭
まぁいっつも引き剥がしてるもんな
竜魂 緑
確かに
あなた
まとも枠いないと私が困るけど!?
青山 羅太
そんときはそんとき!!
あなた
えぇ〜
雲井 麗雨
大丈夫だよ、あなたの下の名前は俺が守るから!
↑無意識
あなた
おぉ…かっこいいな
青山 羅太
なっ、レウなかなかやるな!!
雲井 麗雨
えぇ!?
全員
www

なんだかんだあり昼休み…
青山 羅太
…本当に行くの?
あなた
そりゃあまぁ…
金羽都 恭
なんかあったらすぐに俺ら呼べよ?
あなた
心配性だなぁ…w大丈夫だよ!
んじゃ行ってくるね〜
私は1通の手紙を握り、さっさと教室を出る
内容は昼休みに少人数教室に来て、という簡潔なもの
よくよく見てみるとめっちゃ女子の字だ
いやそういう男子もいるかもしれないけど!!
私はそんなことを思いながら人通りの少ない
少人数教室に向かう

ガラガラッ
あなた
…まだ来てないのかな?
私は教室に入る
机や物が埃を被っている
ずっと使われてないんだろうなぁ〜
すると足音が聞こえる
???
あっ、もう来てたんだぁ〜!
あなた
萌ちゃん!
扉の前に立っていたのは萌ちゃん…と誰?
後ろに取り巻きのように女子2人が待機している
あなた
え、えーと…なにかあった?
なんだか嫌な予感が…
桃姫 萌
萌ね、青山君達と仲良くしたいんだよね〜
あなた
な、なるほど…
つまりは爽太くんと今の所は同じだ?
桃姫 萌
だから…
桃姫 萌
あなたの下の名前ちゃん、もう青山君達と話さないでくれる?
全然違ったわ
あなた
…え、結構難しい、かも?
桃姫 萌
…なんで?
そんなことしたら向こうがいつブチギレるかわからない
とは言えないもんなぁ…
あなた
い、一応幼馴染…だし
桃姫 萌
…はぁ、そればっかり
急に萌ちゃんの雰囲気が変わる
え、こわっ
桃姫 萌
幼馴染だから?そんなの関係ないじゃない
桃姫 萌
萌の方が可愛いし優しいし素直なのに…
桃姫 萌
その萌が欲しいって言ってるんだもん
桃姫 萌
言うこと聞いてくれるよね?
うっ…
なんでこうも板挟みにならなきゃいけないんだ
桃姫 萌
…はぁ、無言かよ
桃姫 萌
もういいよ、やっちゃって
すると後ろの女子達が動き出す
あ…絶対やばいやつじゃん
取り巻き
いっつもかわいこぶってて…
イライラしてたのよね〜♪
取り巻き
らだ様達を誑かして…オラッ!!
なんでアイツらあんな人気なんだよ…
あなた
…ッ!!
私は痛みに少し顔を顰める
桃姫 萌
これで終わりだとは思わないよーにねー!
桃姫 萌
ばいばーい!
萌ちゃんは満面の笑みで手を振る

ガチャッ

…ん?ガチャッ?
私は起き上がりドアを引こうとする
あなた
…はぁ〜、まじ?
ドアは鍵が閉まっている
終わった…もー、なんでこうなるん???
あっ、らだ達呼べばいいじゃーん
そう思いスマホを取り出そうとする
と、手からスマホが滑り落ちる
あなた
あっ、ちょ!
私は拾おうとする
が、そのまま体勢を崩す

ガンッ!!
あなた
いっ…!?
私はその拍子に何かの角に頭をぶつける
段々と意識が遠のいていくのを感じる
はぁ…今日の昼休みはなにかとツイてない
そう思いながら意識を手放す
rd side…

カツ、カツ、カツ、カツ…
青山 羅太
……
俺は人差し指を一定の速さでトントンと動かす
金羽都 恭
おい、うるせぇ
珍しく授業中にいる右隣から苦情が聞こえる
こっそりスマホいじってるくせによく言うよ
金羽都 恭
確かにあなたの下の名前のことは心配やけど落ち着け
青山 羅太
…ん
と言われても落ち着けるわけもない
あなたの下の名前は昼休みに誰かに呼ばれて、それから
次の授業が始まっても来なかった
いつものきょーさんのようにサボりの可能性はある
けどあなたの下の名前が俺らに黙ってサボるとは思えない
青山 羅太
…絶対おかしい
先生
何がおかしいんだ?青山
青山 羅太
えっ
すぐそばまで先生が来ていたようだ
先生
集中して授業受けろ
青山 羅太
アイテッ
教科書で軽く頭を叩かれる
生徒達
www
金羽都 恭
お前が集中できるのはあなたの下の名前関連だもんなw
青山 羅太
うぜぇ〜!
桃姫 萌
…♪
青山 羅太
…?
いつもあなたの下の名前の話題を出すと不機嫌そうにするのに…
放課後…
先生
…じゃあ気をつけて帰る様に、号令
俺らは号令をする
そしてきょーさんに声をかける
青山 羅太
ね、ばど…
金羽都 恭
ほら行くぞ
青山 羅太
え!?
きょーさんは俺の腕を引っ張る
後ろをチラッと見ると桃姫さんがいた
青山 羅太
…ありがと(コソッ
きょーさんは黙って頷く
こういうとき本当にばどはかっこいいよなぁ
絶対口に出さないけど
俺らは屋上まで行く
と、他の3人も集まっていた
青山 羅太
え、なんでみんな…!?
民野 紺
グルラ見てみ?
青山 羅太
え?
俺はスマホを取り出しグルラを見る
グルラは幼馴染の俺ら6人がいるやつだ
金羽都 恭
「放課後屋上集合」
どうやら授業中に送っていたようだ
みんなもすでに確認済みだ
さらっとやってるけど授業中はスマホ禁止だからね?
金羽都 恭
だから落ち着け言うたのに
青山 羅太
それじゃわかんないでしょ!!
青山 羅太
まぁ、あなたの下の名前が心配なのはみんな同じ…
ってことでいいんだよね?
雲井 麗雨
そりゃあ音信不通で行方不明だもん…
竜魂 緑
心配しない方がどうかしてる
民野 紺
ってことだから、やるべきことは一つ!
俺らは顔を見合わせる
青山 羅太
夜の学校に潜入だ!!

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