前の話
一覧へ
次の話

第1話

1
52
2025/07/03 09:23 更新




























親に捨てられたのは、4歳の時だった。












































母は身篭ってすぐこっぴどく男に捨てられ、4歳までは育てたが流石に限界だったのだろう。



























美形だった父親に似て、どんどんと美形になっていく私がただただ憎かったのだろう

























































捨てられてから、ある暴行グループに拾われた。




























銃の使い方はこうだの、身のこなし方はこうだの散々叩き込まれ、私は立派な″戦闘マシーン″になった。




























それから1年、殺戮マシーン、戦闘マシーンとして働いたことで、嫌気がさしてしまったのだろうか










それとも、ただ単に自分の保身なのか。
それも分からず、ただただ殺し続けた。





























グサッグサッグサッグサッグサッ
モブ
ぁ″っ_
あなた
....
バンッバンッバンッバンッ
モブ
なんで″_
グサグサと生ぬるい感覚が手に広がる。































それなのに気持ちの悪さも、全て消え去ったかのような快感だった
















あなた
....






















ギィ....という音がして、重苦しい鉄の扉が開いた。
、、
あら....この子、こんなところで何してるのかしら
、、
殺しちまえば問題はねぇ。さっさと始末するぞ
、、
ちょっと、こんな子供を殺すつもり?
、、
この子、ボロボロの布切れに血みどろじゃない

























若い、といえば若い男女が言い合いをする近くに、ずんぐりとした男がオドオドと止めようとしている。

その後ろには、色白で背が高く、オッドアイの女性が立っている。

その横には金髪で背の高い、青い瞳をした男性。


またその横には、茶髪に髭を生やした華奢な男性が、傍から見れば、それも一般人から見ればだが、ギターケースにしか見えないライフルケースを背中にかけている。





















、、
君が全員殺したのかい?
金髪の男性が声を掛けてきた
あなた
....うん
別に悪い訳でもないだろう。

だってこの人達もライフルに、一応隠しているのであろうピストルを持って、殺す気満々なのだから。













、、
そっか....
、、
その子、どうするつもりなのかしらね
色白の、背が高い女性がぼそりと呟いた。





















、、
それはジン次第。そうじゃありませんか?
、、
彼が見て利用価値があるなら生かし、ないなら殺す。ただそれだけでしょう?

























よくもまぁ、今生命の瀬戸際にいる本人、それも自分たちが原因な状況でペラペラ話せるな。
、、
おい
さっきの銀髪男が声を掛けてきた。


声をかけたと言うより、ほとんど叫ばれたようなものだが。
、、
ここのじじい共はお前が全部ヤったのか?
あなた
....うん
、、
....いいだろう。それが本当なら組織で雑魚処理ぐらいには使える



































































ベルモット
あなた、名前は?
あなた
....知らない
ウォッカ
名前を知らない?
あなた
....親に捨てられて、会ったことないから
バーボン
へぇ....
















































ベルモット
_ということで、いいかしら?″ラム″





そういい、ベルモットは機会に囲まれた部屋に向かって話しかけた。







ラム
((ふむ....いいでしょう....名前は?
ベルモット
それが....ないらしいのよ
ラム
((そうですか....では、名前をあげましょうか










































ラム
((″あなたのコードネーム″....いかがです?
ジン
待て、ラム!こんなガキにコードネームを?
ベルモット
ジン!
ラム
((ジン、これは私の決定です。何か文句でも?
ジン
チッ....






何かが気に入らなかったらしいジンは、大きく鼻を鳴らして出ていった。

プリ小説オーディオドラマ