親に捨てられたのは、4歳の時だった。
母は身篭ってすぐこっぴどく男に捨てられ、4歳までは育てたが流石に限界だったのだろう。
美形だった父親に似て、どんどんと美形になっていく私がただただ憎かったのだろう
捨てられてから、ある暴行グループに拾われた。
銃の使い方はこうだの、身のこなし方はこうだの散々叩き込まれ、私は立派な″戦闘マシーン″になった。
それから1年、殺戮マシーン、戦闘マシーンとして働いたことで、嫌気がさしてしまったのだろうか
それとも、ただ単に自分の保身なのか。
それも分からず、ただただ殺し続けた。
グサッグサッグサッグサッグサッ
バンッバンッバンッバンッ
グサグサと生ぬるい感覚が手に広がる。
それなのに気持ちの悪さも、全て消え去ったかのような快感だった
ギィ....という音がして、重苦しい鉄の扉が開いた。
若い、といえば若い男女が言い合いをする近くに、ずんぐりとした男がオドオドと止めようとしている。
その後ろには、色白で背が高く、オッドアイの女性が立っている。
その横には金髪で背の高い、青い瞳をした男性。
またその横には、茶髪に髭を生やした華奢な男性が、傍から見れば、それも一般人から見ればだが、ギターケースにしか見えないライフルケースを背中にかけている。
金髪の男性が声を掛けてきた
別に悪い訳でもないだろう。
だってこの人達もライフルに、一応隠しているのであろうピストルを持って、殺す気満々なのだから。
色白の、背が高い女性がぼそりと呟いた。
よくもまぁ、今生命の瀬戸際にいる本人、それも自分たちが原因な状況でペラペラ話せるな。
さっきの銀髪男が声を掛けてきた。
声をかけたと言うより、ほとんど叫ばれたようなものだが。
そういい、ベルモットは機会に囲まれた部屋に向かって話しかけた。
何かが気に入らなかったらしいジンは、大きく鼻を鳴らして出ていった。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。