第2話

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2025/07/04 13:01 更新






























シェリー
誰....?この子
バーボン
新入りの幹部ですよ、シェリー
あなた
....よろしく
シェリー
....そう、名前は?
あなた
あなたのコードネーム
コツコツコツコツ
スコッチ
シェリー、ジンが呼んでたよ


































スコッチが部屋に顔を覗かせ、シェリーを呼びに来た。












シェリー
あぁ....そう
スコッチ
それと、あなたのコードネームの方はライとベルモットが呼んでたよ
あなた
....わかった































あなた
....なに、ベルモット
ベルモット
あなたのコードネーム、あなたの身のためのことよ
あなた
....







ライ
俺がライ。5歳児でも分かるように言えば_


























ライ
お前の教育係だ
黒髪ロングの男性がこちらを不敵な笑みを浮かべて笑っている。
いわゆる監視係と言ったところだろう。


あなた
....別にいらない
ベルモット
ダメよ、あなたのコードネーム。ライをいつもすぐ側に置かない場合はお出かけは禁止
あなた
....わかった
これじゃ完璧な罪人だろう。










あなた
じゃあ、もう行くから
ベルモット
えぇ







































ベルモットside
ライ
ベルモット、なぜそんなにあの子供を気遣う?
、、
....闇に咲く花でも、黒に染まらずに真っ白だったからよ
、、
白くて、小さくて、汚れなど知らない子だったから。最後の砦は、せめて守らないと
ライ
....そうか
、、
だからね、ライ。あなたにお願いがあるの。あの子が学校に通えるようになったら、バーボンとスコッチと一緒に外の世界に連れ出して
ライ
ベルモット、自分が何を言ってるか、わかっているのか?




























ライ
それは、俺達が裏切ることを認めるということだぞ?
、、
....えぇ、貴方たちがFBIと公安からのスパイだということを漏らしてないのは、こういう時のためよ















そう、あの真っ白な子が″殺し″という穢れた家業を生業にするくらいなら、手足のように使えるスパイ達を放つのも厭わない。

むしろ、普通の人間として生きるべきだろう。


あの子だったら、どんな世界でも強く咲いていける。

だからこそ、あの子にはこんな汚れた世界から出てもらいたい
































スチャッ
、、
いい?これは命令よ。バーボンと、スコッチにも伝えなさい
、、
″死にたくないなら、黙って全てに従いなさい″とね
ライ
....あぁ、伝えておこう

































あなた
....ねぇ、スコッチ
スコッチ
ん?どうしたあなたのコードネーム
あなた
ベルモットってどんな人?
スコッチ
ん〜....そうだな....ジンとよくいるだけあって、冷静沈着って感じかな。時に非情だけどね





ははは、と爽やかな笑いを残して、こちらに向き帰った。





スコッチ
あなたのコードネームはベルモットのことが好きなんだね
あなた
....べつに好きじゃないけど
スコッチ
ふーん?じゃあベルモットかジンだったらどっちがいい?









なかなかに意地の悪い質問をするものだ。



ベルモットと答えれば自分を認めることになるし、ジンと答えれば自分を否定することになる。









あなた
....ベルモット
スコッチ
ふふ、ほらね?
あなた
....



























この人には隙を見せられない。


そう心に誓った瞬間だった。

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