第48話

🥛47
63
2026/03/27 12:00 更新





その頃、休憩スペースでお茶を飲んでいたあなたのもとへ、烏丸がそっと近づいてきた。




烏丸
……あなたさん
あなた
どうしたの?烏丸くん
烏丸
俺からアドバイスがあります……迅さんの分にもお菓子作った方がいいっすよ
あなた
え?
烏丸
さっき俺、見たんすよ……迅さんが、恥ずかしいレベルで嫉妬してたのを
あなた
えっ!?ほんと!?
あなた
(でも、烏丸くんの言ってることだし…)
あなた
……う、うそ……じゃない?
烏丸
嘘っぽいけど、今回はマジです。
あなた
……!
あなた
(迅が……嫉妬?)
あなた
(……普段はあんなに余裕そうなのに?)





想像するだけで、胸の奥がきゅっと温かくなる。




あなた
……よし。じゃあ、次は迅の分も作ろう!





あなたの声は、いつもより少しだけ強い調子で、でも柔らかくて……


まるで誰かを安心させるような響きを持っていた。


それを見た烏丸は、にやりと笑う。




烏丸
迅さん、明日は甘いもん食べ過ぎて倒れるかもしれませんね





そう言い残して立ち去る烏丸を見送りながら、あなたはそっとエプロンの裾を握りしめた。




あなた
迅、どんな顔するかな……





小さく微笑んだその表情は、ほんのり恋の色を帯びていた。








⠀
@mak‎⩇to さん、スポットライトありがとうございます!




プリ小説オーディオドラマ