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第36話

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2026/08/07 02:53 更新
スマイル
…人工細胞N-3579
スマイル
確か、この国の隣国___M国で作られたとかいうやつだったよな


他国の情報を集める中で、新たな生物兵器として少し前から話題になっており


俺もちょくちょく見る機会があった。
きりやん
…より強力な異能を持つ能力者を作り出し、それを他の人間に移植する
きりやん
最悪な人体実験の末に見つけられたこの世にあってはならない細胞です。
スマイル


明らかに、キレている。


勿論人体実験の過程で多くの命や人生が壊される事にもだろうが、それよりも最悪な事。


M国でしか生まれていない最悪の人工細胞がシャークんから見つけられた。


それがつまり何を意味するか。


スマイル
…(シャークん、アイツは)






人体実験の末生まれた
この世にいてはならない存在だ。









   









葉弦
…っん…
葉弦
…(なんか、急に目が覚めたな)


もしかしたら寝過ぎたのだろうか。



昼寝をしすぎると夜寝れなくなり困るため、普段はあまり昼寝をしないようにしているのだが



旅先だから、というか色々あって疲れが溜まっているのだろう。



というか、ここまで熟睡できたのも珍しいのでむしろ昼寝をして良かったかもしれない。



そう瞼の裏で独り言を呟き終わり、薄ら目を開けた。




Brooock
…スゥ…スゥ…
葉弦






葉弦
…ゴシゴシ(目を擦る)







Brooock
…スゥ…スゥ…
葉弦




な ん か い る





葉弦
(なんでコイツと添い寝してるの俺…?)
葉弦
(というか力強…)

特別に頼んだわけでも無いのに広い部屋にぽつりと置いてあったキングサイズのベット。


おかげか今男二人が寝転がってもそこまで狭くは無いが、違和感がとてつもない。



というか、ぶるーくはいつこの部屋、このベットに上がってきたのだろうか。



扉が開くような音は特にしなかったし、人の気配もしなかった。



眠りが深すぎたのだとしても、音さえすればすぐ起きてしまうのに



何故俺はコイツが来たことに気づかなかったんだろうか。


葉弦
…(いや、そんなことはいい)
葉弦
一旦、離れ…
葉弦
葉弦
フ…ッ
葉弦



…力、つよ。


びくともしない


寝ていながらこの力か?本当にか?


てか何で野郎2人で抱き合って寝てんだよ








葉弦
…おい
Brooock
葉弦
おーい
Brooock
葉弦
………










葉弦
さっさと起きろやこのオタンコナス
 バシィッ
Brooock
んぃ゛だぁっ!?



目の前の野郎が大きく跳ねて、安らかな寝顔とは一変して目を見開いた。



俺を見て、のっそりと起き上がり腕を退けまだ眠そうな瞼を擦った。





Brooock
…急に叩き起こすのは違くなぁい…?
葉弦
違くないさっさと離れる暑苦しい
Brooock
すごい品詞がほぼ終止形
葉弦
やかましいわ



着眼点が気持ち悪い。







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