早めに向かったバス停には
既に研磨が立っていた
不機嫌そうに顔をしかめる研磨 。
ちょっと面白い
後ろから聞こえた元気そうな声とは対照的に
研磨はまた顔をしかめる
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皆が集まった後 、しばらくしてバスが来る 。
先頭の夜久先輩が口を開いた
決めてないなら多分自由になるよね
皆がぞろぞろと座り始めるも 、
マネの私は何処に行こうかと悩む
何人か隣空いてる人も居るけど
少し気まずいしな
灰羽君は明るいから話しやすいし
後輩だから変に緊張する必要も無い
優しい … 。
「 ありがとう 」
そう言いかけた時
後ろから手を掴まれた
見上げると 、黒尾先輩の不服そうな顔
リエーフの隣に座るのは俺だ
みたいな感じですかね
でも何故か黒尾先輩は私を連れて
1番後ろの席に座った
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。