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(グラウンドにて)
あなた「ん、女子は全員走り終わったかな?」
拳道「はい!」
小大「ん(ハァ、ハァ、」
あなた「ねー見て見て、男子キツそうw」
回原「まっじで物間許さねぇぇえええ!!!」
泡瀬「きついって 、!!」
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あなた「お疲れ様」
「「ハァッ! ハァッ!」」
取蔭「今日は何するんですかー?
前回と同じく持久走?」
円場「持久走とかッ、無理ッッ!!」
あなた「んーや、持久走は楽しくない
主に私が!!!」
ただ走ってるのを見るだけとかつまらんてー
あなた「だから今日は違うのをします!」
鱗「でもそんな簡単に内容変えていいんですか?」
あなた「この学校は自由なんだよ
それは教師側もまた然り。
ま、問題ないってこと!!
今日は隠れ鬼しまーす!」
回原「結局遊びかよ!!」
宍田「いや…何か考えがある筈ですぞ…」
あなた「そうだねー、わかるかなー?」
物間「隠れることによって気配を消す…、
潜入調査にも役立つし、先手も取れる…、
ヒーローをやる上で大事なこと 。
見つかった時も
判断の速さ、対応…、
それを補えるってこと。」
あなた「わかった?
隠れ鬼をやる理由」
泡瀬「ぁ、はい…」
あなた「んじゃ、鬼は私がやるから
1分後にスタート。
ってもグラウンドには隠れる場所も無いから…
今から5分間、障害物を作ることを許可する!
アソコにあるハードルとか、
塩崎のツルとか……ね」
塩崎「!」
あなた「手分けして、効率良く、協力すること!
5分、スタート!!」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!