金木と遊んでいる時に開いた様。ただその時は何が開いたかもわからなかった
しかも気付いたのは私と金木だけ。一緒にいたヒナミやアヤトには分からないらしい。一体何の勘なのだろう。
探るように開いた何かがある方に近づいた。思ったより近くにあった不思議な扉。
おかしな彫刻が施され所々何かがチカチカと光っている。
開けてみようとドアノブに手をかけるや否や勝手に扉が開いて私たちは吸い込まれた。
起きると何かよく分からない部屋にいた。何やら豪華そうな部屋だ。
そこにいたのは金木と人斬り抜刀斎と呼ばれ維新の際暗躍した時代も全く違う人物がいた。そう。見た目はちゃんと短身痩躯に赤毛の長い髪にそして頬の十字傷。間違えない。
気まずさで胸がいっぱいになっていると話しかけられた。
寝起き直後は心底気分が悪い。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。