第54話

Epilogue
147
2025/12/25 11:00 更新
メテヲside
メテヲ
はいじゃあ授業終わりま〜す
生徒
起立!
生徒
礼!
全員
ありがとうございました
生徒
先生!
メテヲ
は〜い
生徒
ここからなんでこうなるのかがよくわからなくて........
メテヲ
これはね........
俺は、今、母校で、教員をやっている。
と言っても、今年で5年目なわけだが。
結構、楽しい。
もともと、教員志望だったこともあり、すぐに馴染んだ。
生徒
ありがとうございます
メテヲ
いつでも聞きにおいで〜
もちろん、きついときもある。
だけど、それでも、頑張ってる。
楽しいから、続けている。
もちろん、そうじゃなかったとしても。
先生
メテヲ先生〜
メテヲ
は〜い
先生
なんか、質問来てたみたい
メテヲ
は〜いわかりました
先生
そういえばさ、ここでこういうこと言うの、あれかもしれないけど
メテヲ
はい
先生
どうなんだ?奥さんとは
メテヲ
..........本当にここで聞くことですか?
先生
まぁそこはご愛嬌で
メテヲ
まぁ、いい感じですよ
メテヲ
どう答えたらいいのかわかりませんけど
先生
なるほどね〜
メテヲ
........本当になんで聞いたんですか
先生
いや〜、久しぶりに聞きたくなっちゃって
メテヲ
なるほど........
先生
とりあえず、お幸せにってことで
メテヲ
ありがとうございます









さてと........。
とりあえずこの質問に答えたら、今日は帰るか。
というか、俺の恩師、そんなに教え子だった人の恋愛事情気になるのか?
まぁ、それはいいや。
メテヲ
おつかれさまでした〜
先生
おつかれさま〜
そして、家路についた。
メテヲ
..........何回、歩いたんだろうな
そう、いつもの家路を歩いて、呟く。
高校生の時から、歩き続けている。
想い出深い、この家路。
もう、どう歩くか、この先、何の景色があるか、わかっている。
だけど、とある路は、先が見えない。
ときに曲がり、ときに崩れる。
だけど、今の俺なら―――。
メテヲ
ただいま〜
ぐさお
おかえり〜
メテヲ
疲れた〜..........
ぐさお
おつかれさま〜
もう、ご飯はできてるっぽい。
.........なら、これやっても、怒られないよね?
メテヲ
ぐさり〜ん
ぐさお
は〜い?
メテヲ
ぎゅ〜して?
ぐさお
も〜しょうがないな〜
メテヲ
ありがと〜
やっぱり、あったかい。
疲れが、どんどん溶けてく気がする。
メテヲ
ん〜、撫でてほしいな〜、なんて
ぐさお
も〜、ご飯冷めちゃうよ〜?
メテヲ
.........じゃあ先ご飯にしよ
ぐさお
後でいっぱいナデナデしてあげるからね〜
メテヲ
ありがと大好き
ぐさお
私も〜
やっぱり、かわいい。
出会ってから、10年くらい経つけど、ずっと、かわいい。
ぐさお
ねぇねぇ
メテヲ
は〜い?
ぐさお
私ね、あなたと出会えて、本当に、よかった
メテヲ
..........嬉しいこと言ってくれるじゃん
メテヲ
俺もだよ
ぐさお
.........ずっとさ、私の隣にいてくれる?
メテヲ
もちろんだよ
ぐさお
..........ありがと
メテヲ
ところでさ、ご飯、やっぱりおいしいね
ぐさお
ね〜
こんなことを話す。
そして、いつも、思うのだ。


































『出会えて、よかった。』
『あなたの声が、聞けて、よかった。』























左手の薬指には、永遠を誓った、指輪がはめられていた。
『あなたの声が、聞きたくて。』
〜完〜

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