side北斗
ふたりの音色が好き、
その言葉を聞いた時涙ぐむ大我を思わず抱きしめた
いつのまにか、俺まで泣いていた
生きる意味、
ずっと探してたこの問いの答えはきっと、、、
深い意味なんて、必要ないんだよ
大我がいて、樹がいて、ゆごくんがいて、
慎太郎がいて、ジェシーがいる
それでいいじゃん
なんも、意味なんて必要なかったんだ
がむしゃらになんとか生きて、生きて、生きれば
いつかきっとわかるから
ふたりで音楽室に行き、定位置に座る
不思議と怖くはなかった
弾けた、
指も思い通りに動く、頭の中も喜びでいっぱいになる
やった、やった、、!!
大我も歌えてる、
嬉しかったのか目に涙を溜めて声を詰まらせているけれど
たしかに歌えてる
ふたりで歌う歌声は、いつもより清々しく響いていた気がする














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。