第13話

No.11
235
2024/04/28 08:16
ho:side
俺は3人を待たせてジウンを探しに行った
一応テレにもジウンを探すのを手伝って貰った
そしたらすぐに居場所はわかった
犬カフェに行っていた
指輪を付け店内に入りお金を払った
そこに居たのは犬を撫でながら
時々くしゃみをするジウンの姿
犬アレルギーなのに懲りないなぁ
ho「おい」
jw「…?おぉ〜笑ハオか〜!」
ho「ゴヌクを置いて何をやっている」
jw「犬と戯れているだけだが?」
ho「付き添い人なんだぞ?しっかりしろ」
jw「お前こそ仕事は終わったのか?」
ho「当たり前だろ」
jw「じゃあ、お前がやればいいじゃないか」
jw「師匠なんだろ?」
ho「師匠って…稽古をつけているだけだ」
jw「アイツはお前のこと尊敬しているぞ」
ho「んな事…」
jw「ふぁ、ふぁ、」
jw「ぶへっへいべぃ!!」
そうやってジウンは派手なくしゃみを食らわした
ho「お前も懲りねぇな」
jw「よし…行くかぁ〜…」
ho「お前なぁ…」
jw「お前に仕事が入ったぞ」
そう言われ自分の冊子を見ると
燃えていた
ho「チッ…またかよ…」
腹が立つ…
今頃帰ってハンビンとイチャつく予定だったのが…
ho「今からゴヌクの場所へと行くのか?」
jw「そうだが」
ho「ならハンビンに伝えといてくれ」
ho「遅くなるからユジンと先に帰れと」
jw「伝えられるかな〜笑」
ho「殺すぞ………」
jw「お〜お〜笑」
jw「冗談だよ〜笑そんな怒んなって」
jw「そんな物騒なこと言いながら鎌取り出すなしまえ」
jw「殺されるのは勘弁笑」
jw「じゃあな〜」
そうやってからかってくるジウン
苛立つが否めないところがある
不思議なやつだ








bn:side
ハオに言われた通り待っていると、ゴヌク?くんが怖く思ったのか僕の後ろから離れようとしないユジン
gw「俺の事…怖くなった?」
yu「怖くない!けど…怖い…」
bn「ユジナ大丈夫だよ…なんかあればハオが来るから」
yu「わかってます!けど…」
gw「俺なんもしないよ〜ユジナ〜…」
yu「知ってます!けど…」
bn「ずっとけどじゃん…笑」
こんな話をしていると
gw「…!」
ゴヌクが気づいた
ゴヌクが見ている方向を向くとそこには
ハオではなくあの時の死神だった
jw「やぁやぁ〜、ゴヌク〜…笑」
gw「やっと戻って来たんですか?」
gw「ハオヒョンは一緒じゃないんですか?」
jw「ハオはね〜」
jw「そうそう、ハンビンくんも一緒に聞いてねぇ〜」
jw「ジャンハオ急用が出来ちゃって
  遅くなるからユジンくんと先に帰ってだとよ」
bn「え、急な仕事が入ったんですか?」
jw「あぁ」
jw「そういえば、ハンビンくんは
   俺を見て怖がらなくなったね」
bn「ハオと暮らし始めたらそりゃあそうなります」
jw「ふっ笑、そうかよ」
jw「で、そこに居るのは霊感があるユジンくんか」
yu「へ……」
jw「別に何もしないよ、後々怖いからな」
jw「早く終わらせるぞ…」
gw「どっか行ったの貴方なのによく言いますね」
jw「あ"?」
gw「はい…今行きマース…」
gw「ユジナ、また会お」
yu「は、はい!」
そう言って2人は消えていった
bn「ユジナ、僕達も行こっか」
bn「ユジナ?」
yu「想像した死神と違いました…」
bn「え、?」
yu「死神って…もっと怖い存在だと思ってましたが
  実際は…とっても優しいんですね!」
ユジンは優しくニコッとしていた
僕も幼い子供を見るようにユジンに言った
bn「そうだね…笑」
bn「想像とは違って
   死神は暖かくて優しい存在かもね」
yu「あの、ハオっていう死神は
   前、ハンビニヒョンが言っていた死神ですか?」
bn「うん、そうだよ」
bn「あの時ユジナが言ってくれたようにね」
bn「ハオと向き合ってみたんだ」
yu「じゃあ僕のおかげで
   仲良くなったってことですか!?」
bn「そうだね、笑」
bn「ユジナは、死神と仲良くしたい?」
yu「ちょっと怖いですけど…」
yu「仲良くしたいです!」
bn「そっか、じゃあまた会ったら積極的に話しかけな」
yu「はい!」
元気よく返事をするユジンと解散し自分も家へと帰った




bn「ただいま〜…」
gv「お、!おかえり」
gv「ハオヒョンと一緒じゃなかったの?」
bn「急用だって〜、新しい仕事が入ったんだと思うよ」
gv「へ〜、じゃあ久しぶりに2人きりじゃん笑」
ギュビンはニヤニヤしながら顔を僕に近づけた
bn「え、?ま、まぁそうだけど…」
bn「何考えてるの…?」
gv「別に〜!」
そう言いながら満足気の顔をして離れた
bn「もぉ〜!何がしたいの!」
gv「ん〜?からかっただけ〜!」
bn「いつまでヒョンをからかうつもりだ!」
gv「この世から消えるまで、!笑」
そう無邪気に笑うギュビンを見ると心が締め付けられた
bn「やー!!!」
ギュビンが居なくなったこの家はどうなるのだろうか









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