第34話

組織壊滅できるか?
901
2021/02/26 15:00 更新




「ついにだね」

「あぁ、そうだな」

ついにこの日がやってきてしまった。

きっと、多くの怪我人が出ると予想されている

「松本君、今までありがとうね」

「こっちこそ助かった。これ終わったら飲み行く

ぞ」

「そうだね。楽しみだよ」

「葉月君、生きて帰れよ」

「もちろん。じゃあ行くね」




「ついにか」

「萩原死ぬなよ」

「死ねねぇよ、葉月先輩が悲しむからさ」

「だな、、」

「お前ら、終わったら遊びに行くんだろ?」

「光…」

「そうだな。生きて帰るか」

「伊達は?」

「あいつはここには来ねぇよ。お前に指示をだすか

らな」

「なるほどな」

「あいつは?」

「あぁ、あいつはバーボンとしてもういると

思うぞ」

「葉月は?」

「それは分からねぇ」

「葉月先輩は、きっと大丈夫だよ」

「そうだな…」






ドンッ


始まったか…

カミカゼとしての仕事はこれで最後だ。

「チッ」

「え~誰かなぁ?」

「兄貴!外に察が!!」

「はぁ、何それぇ~?

僕殺しちゃいそう。じゃあ、僕はボスの様子

見てくるかぁ…」

「カミカゼ…」

「なぁに?」

「任せたぜ!」

「ふっ、任せなよ」

突入ぅーー

遠くから突入の合図が聞こえた。





「ボ~ス」

「なんだ?」

「警察が来たらしいよぉ~」

「騒がしい理由はそれか」




「いたぞ!」

「チッ、めんどくせぇ!」

「おぉ、面白いことになってるなぁ」

「なっ…アイリッシュ!!」

「ほんと面白いわね!」

「キュラソー…」

「俺達のことも忘れんなよ?」

「久しぶりだな」

「カルドバス、ピスコ…」

「生きてたか…」

「兄貴!逃げてくだせぇ」

「私、ここにいたくないんだけど

死人がわんさか蘇る場所なんかに。この調子

だと赤井も生きてそうだわ。バーボン

ここを頼んでいいかしら?」

「任せてください。ふっ、面白いですね」

「あたいは逃げるとするよ」

「俺も…行く…」

「カミカゼは大丈夫かしら」

「キールあなた、余裕ね」

「捕らえろぉ!!」

「なっ、なにこれ?」

「チッ、やっぱりお前らか!!」

「あんたらが鼠だったか…!!」

「案外簡単でしたね」

「ふっ、カミカゼには勝てないだろ」

「さあ、それはどうかな?」


「あれぇ~捕まっちゃったの?」

「カミカゼ!!」

「ボス、どうする?こいつら、捕まっちゃったよ」

「役立たずが」

「ふふっ、ボス面白いよね!!」

「なっ、葉月は!?」

「葉月?誰それ、"僕は"知らないよ。君らは

何をしたいの?」

「貴様らを捕まえる」

「ふうーん。だってさ、ボス。捕まえちゃっ

ていい?」

「あぁ、捕まえろ」

「ははっ、言ったからね。後悔しないでね!」

「カミカゼ。

いや、一花、捕らえろ!!」

「りょうか~い!!」

「なっ…!!カミカゼ、貴様!!」

「あぁ、驚いてるね。」

「一花だと……」

「カミカゼが、一花なんてそんなは

ずねぇ!!」

「くろくん、これがほんとだよ。」

「そんなはず…」

「あら、裏切り者だったのかしら」

「何言ってるの?裏切り者

笑わせるよね。」

「カミカゼが、裏切れるはずがない!!」

「幼い頃から…いたはずなのに…おかしい…」

「おかしいか…まぁ、ボスも悪いと思うよ。

だってボスが命令したんだからね!」

「チッ、それなら始末…」

「くろくん、君にそんなことができるのか

な?」


「ボス。ホントのことなんですか?」

「あぁ、こいつの言ってることはあってい

る…」

「ラム、そんな疑わないでよ‪w

皆して酷いなぁ、、

そもそも、ボスが拾った

いや、誘拐したのが悪いんだからね!

烏丸蓮耶、あいつと一緒に私を使って実験し

て、楽しかった?」

「そりゃあ、たのしかったさ、

最高傑作だからな!」

「そう、それが聞けてよかったよ。逃がさな

い!!」

「なっ、!!」

「よし、こちら、葉月だ!!

ボスを確保した!」

「こちら齋藤班!

別行動して、怪しい人物を見つけた。

そちらに向かう」

「了解した!さてと、終わりかな?」

「葉月…」

「なんだい?」

「お前…」

「両親を殺されたって言ったでしょ?

殺したのはあいつと、この、烏丸蓮耶だよ。

そして、烏丸蓮耶とあいつは私を実験台とし

て、組織の駒として、扱ったんだ。」

「Kitty……」

「殺されないだけマシだよ、、、」

「到着しました!」

「なっ!」

「久しぶりだね隼人兄さん」

「まさか、お前が!?」

「さぁ、どうなんでしょうね?」

「ふざけるな!!

お前は俺に従ってればいいんだ!」

「よし、無視して連行しよっか。

…っ、危ない!!」

バーンッ!!

「……いっ!!」

「葉月!!」

「怪我は…な、い?」

「チッ、馬鹿だな…」

「くろくん、口悪いなぁ。

カミカゼは、あなたを救う。

でしょ?」

「はっ!お前にピッタリだな」

「それを言ってもらって嬉しい限りだよ。

よかった…

綺麗なままだ…

君が傷つかなくてよかった。

私がいる限り傷一つ付けないから

安心してね…

「あ"?なんか言ったか?」

「いーんや、なんも言ってないよ。

と、お喋りはここまでかな?誰かな?

そろそろ姿、表してくれない?

ウザったいよ!」

「あーぁ、仕留め損なっちゃった…

久しぶりだね?"先生"」

「ここで会うとは思ってなかったよ。

たっちゃん」

「私は会えて嬉しいけどな」

「なんで君がここにいるのかな?」

「えー、先生なら、わかってくれると思った

のに。残念」

「教えてくれないかな?」

「ほんとに分からないんだ」

「そうだね

担当者さんのたっちゃんは分かるけど、

今の君は分からないかな。」

「そこまでわかったんだ。僕の見た目に気づ

くなんてさすがだね。先生」

「……まさか!?」

そんなことが有り得るんだね…

びっくりだよ。

「葉月?」

「隊長?」

「君は死んだんじゃなかったの?」

「やっぱり覚えてたんだ。

一花、いや、葉月だっけ?」

「なんで生きてるのか不思議なんだけど

なぁ…?」

「まぁ、その事は葉月にだけ教えてあげる

よ」

「草木、高瀬、立花、幹部達を守れ!!」

「「「了解!」」」

「キール達は、あいつを守って私はこの人を

どうにかする!」

「その怪我で……!!」

「大丈夫だ、任せろ!」

「はい!」

「さて、真武くん。

大人しく捕まってくれない?」

「嫌だよ」

「そう、じゃあ私が力ずくで捕まえるね」

「できるもんならやってみなよ」

「っっ…!!」

さっき撃たれた傷が痛いな。これは、なに盛

られたな…

「もう終わり?」

「何をしたの…?」

「何って、睡眠薬をちょっとね」

なるほど、

多分新しく開発されたやつだろう…

その耐性は完璧にはついてないから

少しやばいな。

「ここで負けるわけにいかない…」

耐えるんだ。

ここで倒れたら計画が水の泡だ…!

とりあえず隙を見せれば引っかかるはず!

一か八かやってみるか…!!

「いいねぇ。」

「やばっ!!」

「そろそろか…」


油断してる。

ここだ!

「っ… 捕まえた!!」

「なっ、油断した…!」

「よかった…。少し眠ってね」

「ここまでか…」

ドンッ

「疲れた…よし、連行しよっか」

「そうだな」



「齋藤葉月、ただいま戻りました……」

「よくやった!」

「葉月が、カミカゼなんて知らなかった…」

「てか、あなた薬盛られたんじゃ…」

「大丈夫、ある程度は耐性ついてるからね。

完璧じゃないけど…あと、私がカミカゼって

事を知ってたのは、松本君と、黒田君だけだから

ね。」

「烏丸蓮耶は、一花が、カミカゼって

ことだけ、だから…」

「葉月」

「翼兄さん。」

「おかえり」

「ただいま」

「あの二人は?」

「それなら、、」

「お母さん!!」

「葉月さん!!」

「「「「「お母さん!?」」」」」

「優人、ひろき、ただいま」

「「おかえり」」

「え、葉月先輩の子供!?」

「はい、自己紹介できるかな?」

「僕は葉月さんの子供じゃなくて養子です

皆さん知ってると思いますが、齋藤ひろき

です。」

「ぼ、僕はお母さんの子供で、

齋藤優人っていいます。

よろしくお願いします!」

「姉さん、あいつは?」

「奏斗、あの人は捕まえた」

「そうか、」

「あ、申し遅れました。

奏斗っていいます。姉さんの義弟です。

義弟って言っても義理の弟ですよ。」

「もう、なんか凄いわ…」

「俺、先輩が結婚してたなんて知らなかっ

た……」

「俺もだ……」

「隊長様良かったの?」

「先輩が言ってるから、いいんじゃな

い?」

「これでいいんだよ」

「隊長らしいね」

「てか、もう副隊長だからね!」

「そうだな」

「ところで…」

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