【レシタイミ王国・ダイキの家】
意識が覚醒する。
…そうだ、昨日はダイキの家に泊まって雑魚寝したんだ。
グミパーティー、楽しかったなぁ…
朝から元気だな。
ミノルはまだぐっすり寝ている。
こんな状況でよく寝れるな…
ー真夜中ー
早く済まそう…
トイレに続く廊下を歩く。
あ、ミノルだ。
ビオン、という音を立てて消えた。
怖くなって、さっさとトイレを済まして寝た。
非現実的な話だ。
でも、イトさん青ざめてるし…嘘をついているとは思えない。
そう言うと、レオはミノルの前にやってくる。
そして、拳を思いっきり上げて____
ミノルの腹にヒット。
事情説明
なんだろう
…なんだか、
あれ
沈黙。
『ろぐあうと』って何?
なんで知らない単語を僕は発した?
…この胸に渦巻く違和感はなんだ?
頭の奥が、痛い。
イトさんがレオの頭を撫でる。
撫でる手が震えている。
ダイキがわざと明るい声で言った。
ダイキの意見に、誰も反論しなかった。
だけど、誰も納得していなかった。
…“違和感”から逃げるように、僕らは日常を紡いだ。
{作者の小話} ~例のもの~
2_歴史と『掟』より

…そういうことです( ≖ᴗ≖)












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。