第35話

Lost swan,torn feathers 【Prologue】 凛音&優斗
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2026/09/19 00:20 更新
【凛音side】
二人ともおそーい!
ゆっくりしてると遅刻するよ〜

…元はと言えば______が寝坊したせいだろ

あっ

______、どうどう…

……僕は馬じゃないんだけど?
早く行こ





目を開けると、ライトしかない殺風景な天井が見えた




凛音
凛音
………朝か





夢、だったのか




あの頃は、世界が優しく見えていた




……幸せ、だったのかな?




凛音
凛音
………幸せって、なんだろう





勿論、答えは返ってこない




凛音
凛音
……まぁ、いっか





今の僕は、紫苑の記録者だ









"_________"じゃ、ないんだから…




凛音
凛音
…早く事務所行こう





今日も、過去から、罪から、目を背ける




………強くなれる日は来るのだろうか





【優斗side】
花園 優斗
花園 優斗
今日も仕込み仕込みっと…





俺がやっているカフェは、あまり…というか常連さんしか来ないほど、客がいない
ま、楽だし別で給料は貰えるしいいんだけど…




花園 優斗
花園 優斗
一応、予約見とくか…





ま、どうせ名前なんてないだろう、と思いつつ、ページを開く




花園 優斗
花園 優斗
…あれ、予約1件





そこには、無駄のない簡潔なメモと共に、1件の予約があった










『予約者名 伊波昴

 人数 2名

 Memo あの時の話を、四人で』










花園 優斗
花園 優斗
……っ!





な、なんで…
もう、関わらないと思ったのに




花園 優斗
花園 優斗
あ…あれが原因か





ついこの間、ネストから届いた一通のメールが脳裏に浮かぶ




花園 優斗
花園 優斗
確か…『ジングルレコーダーとはぐれ記録者にタイトル付きのレポートの精査を頼む』…だっけ





結局俺には関係ないか〜って思ってたのにな





すぐに、凛音にメールを送る




花園 優斗
花園 優斗
四人で、だしね
花園 優斗
花園 優斗
凛音もいてくれないと
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