近所のスーパーで買い出しをしている。
冷蔵庫の中身を思い出しながら食材などを買う。
今翔は…バイト中だろうか？
レジで支払いを済ましバッグに詰める。
外に出ると、肌寒い風が吹いてきた
やはりもうすぐクリスマスだから…本格的な冬だ
今日のご飯はスープにでもしようか、とそんなことを考えてた。
その時
後ろを振り返ると、二人の男が立っていた。
知らない顔だ
誰だろうか？
でも…なんか、見たことある気がする
連れ戻し、に…
翔…かもめ…
もう…会えなくなるの？
みんなに
翔に
二度と？
腕を掴まれそうになったとき、俺はさけんでいた
え、そんなあっさり？
意外と優しいんだな、と思ったその時だった
横を見ると、翔がいた。
でも…なんかおかしい。
冷や汗はすごく、顔は真っ青
苦しそうに眉間にしわを寄せ、ふらふらと塀に手を付きながら歩いている
ﾊﾞﾀｯ
その場に翔は崩れ落ちた
翔は……
血を吐いてがっくりと倒れた
二人は翔の様子を見てくれて
翔は俺が読んだ救急車に運ばれていった
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