第49話

記憶の奇跡
2,443
2024/07/20 09:51 更新
〈絵名視点〉
〈???〉




…ここは、どこ?


目を開けると、私は海のような場所にいた。

明るいのに、雲の隙間から三日月が出てきている。

空も、パステルカラーのピンクや紫、水色という夢のような色だった。
あなた
__さん
?…

誰かが私を呼んでいる?












いや、呼ばれてる。あなたの下の名前に呼ばれてる!
あなた
姉さん!!
あなたの下の名前!!


…え?








声が、でない、??

動けない。

体が固定されてる。
あなた
姉さんお願い!起きてよ!!
あなた
ごめんなさい!私のせいで、姉さんがこんな目に遭って…
あなた
責めても、私のことも嫌っていいから!!
あなた
お願い!起きてよ(泣)!!
あなたの下の名前!!

あなたの下の名前が謝る必要はないんだよ。


って言いたいのに!

話せない!


どうしてこんなときに!!!
そんなことを思いながら必死に心の中で呼ぶと、あなたの下の名前は私に背を向けてどこかへ行こうとしていた。









待って!!




あなたの下の名前!!!!
絵名
うっ…
目が覚めると、カーテンの隙間から眩しい光が入ってくる。


…私は何をしてたんだっけ。
時計に目を向けると、昼の4:00ごろ。
絵名
あれ、あなたの下の名前は!?
先生
!!
先生
…よかったです。やっと記憶を取り戻しましたね
誰かが安心したような声で言う。

見るからに医者っぽいけど…
絵名
記憶…?どういうことですか
喋れた。

もしかして現実?
先生
あなたは約1週間くらい寝たきりで、起きなかったんですよ
先生
そこから約2週間くらい、起きていても記憶が曖昧で、あなたの下の名前さんのことも忘れていました
絵名
うそ…
絵名
あなたの下の名前は無事なんですか!!??
ガシッ(医者の肩を掴む)
先生
お、落ち着いてください
看護師
大丈夫ですよ、絵名さん。あなたの下の名前さんは今頃、学校か家にいます
絵名
はぁ…
よかった…
絵名
…っ!
ニーゴ…!活動してない!!!!






どうしよう!奏たちにすごい迷惑かけちゃった!!
先生
とりあえず、よかったです。明日には退院できますので、家族の方に連絡しますね
そういうと、医者はどこかへ行ってしまった。
〈あなたの下の名前視点〉
あなた
はぁ…
今日も疲れた。

まぁ、いろいろ辛い気持ちを吐けたからスッキリはしている。
空には綺麗な夕日に照らされてる雲があった。



あはは、この雲、パンケーキみたい!

あっ、猫もいる!

あそこは音符!




…って、夢中になってたな。

なんだか昔に戻ったみたい。
プルルルル…プルルルル…(電話)
あなた
(あれ、こんな時間に誰からだろう?)
あなた
(…?◯◯病院から?)
あなた
『はい、もしもし』
先生
『もしもし。こちら◯◯病院です』
先生
『お電話は東雲あなたの下の名前さんであっていますでしょうか?』
あなた
『はい、そうです』
先生
『東雲絵名さんの担当になっている田中です。お時間よろしいでしょうか?』
先生
『と言っても、ほんの少し伝えたいことだけです』
あなた
『!!はい、大丈夫です。なんでしょうか』
姉さんの担当の先生…

どうしたんだろ。


もしかして姉さんの身に何か_____
先生
『今、絵名さんが記憶を取り戻しました』
あなた
『は、ははははい!?』
驚きのあまりに、大声を出してしまうと先生はケラケラ笑っていた。

周りの人も『なんだコイツ』と思ってる目でこちらを向けてくる。

うわぁ〜…


恥ずかし〜…
先生
『それで、明日には退院できそうなので、今日様子を見に来ませんかって言う話です』
あなた
『行きます。報告、ありがとうございます』
ブチッ(電話を切る)
姉さんが記憶を取り戻した、と言うことを聞いた私は、全速力(遅いけど)で病院へ行った。
主
姉貴に動画編集を任されて約3時間スマホをいじってた主です
主
今回は絵名ちゃん!!
主
流石に疲れすぎて誤字とか無いですかね、、、
主
ちょっと日本語おかしくなった(?)
主
誤字見つけたら教えてくださいまし
主
はい、
主
おつセカ…

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