第15話

第15話
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2023/12/13 09:26
私は力ずくでビーナフ様の顔をどかしアイラに言った。
スマイス
スマイス
誤解だって!無理やり、、
ナステス
ナステス
最低だよね!行こ!アイラ!
アイラ
アイラ
、、、うん。
スマイス
スマイス
っそんな
少し間を開けてからアイラは私を睨みナステスと一緒に階段を登って行った。
ビーナフ
ビーナフ
あーらら。こーいうのすぐ信じちゃうから
スマイス
スマイス
最っっ低
私はキツくビーナフを睨んだ。
するとビーナフは慰めようと私を押し倒した。
ビーナフ
ビーナフ
あんなガキやめて俺にしな?
スマイス
スマイス
誰がお前なんかと付き合うかよ!
私は目を閉じ力を振り絞り声を上げた。目を開けるとビーナフの周辺が凍っていた。
ビーナフ
ビーナフ
えっ?!なにこれ!
スマイス
スマイス
、、、?
驚いてる場合じゃない。
スマイス
スマイス
(アイラに説明しないと)
私は急いで階段を駆け上がった。が、しかし2人がいるだろう部屋の中からとんでもない話し声が聞こえた。
アイラ
アイラ
たしかにお前と過ごした時間の方が長いかも
ナステス
ナステス
でしょ?私の方が美しいし能力もあるし。
アイラ
アイラ
そうだな
私は部屋の中を見た。その光景は私への攻撃そのものだった。
スマイス
スマイス
(えぇぇぇぇぇぇ?!)
ナステスがアイラをベッドに押し倒していた。
私は悲しむ間もなくこの城を出て行くことにした。
車を先に出してもらい、邪魔かなと思いながらもスタースの元へ降ろして貰った。
ベリースヒ
ベリースヒ
おや?スマイス王女!どうしたんだい
スマイス
スマイス
ちょっと誤解されて誤解して喧嘩?になっちゃって。
ベリースヒ公爵が庭で花の手入れをしており失礼ながらも城の中へ入れてもらった。
スタース
スタース
あれ!スマイスじゃん!!!
ジュピター
ジュピター
わ〜!!!ようこそ!
ベリースヒ
ベリースヒ
君たち含め少し話したいことがある
スマイス
スマイス
???
ベリースヒ
ベリースヒ
人口の多いこの国でたった2人しかいない洗脳の能力を持った人達の話。
ベリースヒ公爵は真剣な顔で話し始めた。
ベリースヒ
ベリースヒ
スタース君はスカール王女に洗脳されてたって話を聞いてね。
 そうなると話が合う。いきなり性格の良くなるスタース。洗脳されていたのか。
ベリースヒ
ベリースヒ
まずそこで1人スカール王女。
そして少し離れた土地に美しい少女が住んでおります。
ベリースヒ
ベリースヒ
好きな人がいるらしいんだけど男を惚れさす洗脳をするらしい。確か名前が、、、ナステス、だっけな
ナステス!!先程私が会っていた人物だった。
しかしあの状況でアイラは自ら言ったのか。洗脳されて言ったのか。
ベリースヒ
ベリースヒ
私の妹は戦闘向きの能力なのだが心配で使わせたくないんだ。
ジュピター
ジュピター
大丈夫だって!お兄ちゃん!
義姉さん!!見せてあげる
ベリースヒ
ベリースヒ
しっ室内ではやめてくれ!
私たちはベリースヒ公爵の剣術の練習スペースで
ジュピターの能力を見せてもらうことにした。
ジュピター
ジュピター
いっくよぉー!
ジュピターが目をつぶった瞬間ジュピターの体が燃えた。
スマイス
スマイス
えぇっ?!熱くないの?!
ジュピター
ジュピター
熱くないのー!
ジュピター
ジュピター
義姉さんは何か能力ないの?
炎が収まり笑顔で私に聞いてきた。
スマイス
スマイス
能力は、わかんないかなぁ
ジュピター
ジュピター
そっか!もし能力分かったら教えてね!
私は夕方までそこに居座ってしまった。
申し訳ないのでベリースヒ公爵の城を出て少し遠い山へ向かった。
スマイス
スマイス
(珍しく海じゃなくて山でもいいかも)
ナステス
ナステス
私の方が美しいし能力もあるし。
アイラ
アイラ
そうだな。
ナステス
ナステス
(えへへ!洗脳が効いてる!最低だよね行こ!アイラ!から洗脳をかけてここまで来れるとは)
ナステス
ナステス
アイラ。してもいい?
アイラ
アイラ
いいよ
ナステス
ナステス
やったぁ!
キィィィィィン
アイラ
アイラ
?!お前何して。何でここにいるんだよ!
ナステス
ナステス
(は?!洗脳したはずじゃ)
アイラ
アイラ
確かスマイスがビーナフとキスしててそこから記憶が。
俺はビーナフの元へ駆けつけた。
俺は胸ぐらを掴み殴りかかった。
ビーナフ
ビーナフ
痛いよぉ〜何すんの
アイラ
アイラ
スマイスの嫌がることしただろ!!
ビーナフ
ビーナフ
してないよー。ただ俺のものにしたかったからキスしただけ♡
これで女皆こいつの物になって来たとわかった。
アイラ
アイラ
俺の心が許すまで俺に殴られて。
ビーナフ
ビーナフ
俺はビーナフを殴った。がナステスに止められた。
ナステス
ナステス
私の方が一緒にいた時間長いじゃん!
何であんな奴を選ぶのよ!
アイラ
アイラ
俺は知ってる。男といっぱい遊んでる奴より、俺1人と一緒に居てくれるスマイスを愛してる。
ナステス
ナステス
私はずっとアイラを愛していたわ?!
でも寂しくて男と遊んでいたの!!
俺は無視して城を出た。
ナステス
ナステス
あの女もいつかはそうなるわ。
ピクっとしたが俺は車に乗り家へ戻った。
ラスタ
ラスタ
、、、うーん。あの二人は帰って、ビーナフとナステス、?ナステス呼んだっけ?

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