第7話

6話
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2020/12/20 10:57
貴方
貴方
あ、おかえりなさい。私も今帰ってきたところで、、
北
…今日お前が家事やる日やったよな
貴方
貴方
え?
北
なのに、なんなん。飯も作ってないん?
貴方
貴方
で、でも私も今帰ってきたばかりで、
北
それは言い訳やろ。何もやってないやつが口出すなや。
北
もういいわ。俺、外で食べてくるわ
貴方
貴方
貴方
貴方
ごめんなさい。





この頃から信介くんはおかしくなっていった










いや、私が何も出来ないせいかもしれない。











元々私はどん臭く容量も悪い。

でも信介くんと同棲を初めてからはちゃんとしようと頑張ってきた。










信介くんはいつもちゃんとやって完璧な人だから。










なのに…、。
貴方
貴方
あの、信介くん。
北
…なんやねん。今忙しいんやけど
貴方
貴方
ご、ごめんなさい
北
はぁ、俺お前のそういう所嫌いやわ。
北
言いたいこともはっきり言えないで
北
だから、バイト先でも虐められるんやないの
貴方
貴方
気づいて、、たの。
北
…お前、だらしないからなぁ。だって、バックだってやりっぱなしやから中身全部見えてたで。
北
悪口書いてあるノートもな。
貴方
貴方
…なん、で。気づいてたのに
北
何で気づいてたのに何も言ってくれなかったのか。ってことか?
北
それはお前が言わなかったからやろ。自分から助けを求めない人間に俺は協力するつもりもない。
それに、まずは自分が何かしてないか考えるべきやろ。
貴方
貴方
そ、そっか。
…全部私が、、私が悪かったんだ。

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