幼稚園年長さん
僕の時は人数が少なかった
男の子3人
女の子5人
こういちとかける
それから唯一の女友達のこはねちゃん
その3人が僕と仲がよかった
あと女子3人はというと
僕は歌うのは好きだが誰かのいるところで歌うのが苦手だ
当時はそれ+母さんと兄ちゃんに音痴だと言われていた
母さんは絶対音感を持っていて、説得力がある
だがなぜか兄ちゃんも音痴だと言う
それはつまり"微妙に音がズレている"のでは無く
"素人でも分かるくらい音がズレている"という事になる
この時の僕は意味こそ分からなかったが、2人から言われていて結構気にしていた
人がいるところで歌うのが恥ずかしいと言う事と音痴だと言われていて悔しくて嫌だったというのもあり、人前で歌う時は自然と声が小さくなっていた
"だから"だった
場所的に
(?) (?) (多分僕) (?)
(?) (?) (?) (?)
みたいになっていた
正確な場所は覚えていない
でも確実なのは
もぶちゃん3人は後ろだった
という事
睨まれてるなんて見えなかったが
何となく視線を感じていた
そして遊ぶ時間
だいたい1人か、こはねちゃんか誰かと遊んでいた
それだけいうと3人は去っていき遊びだした
それからというもの歌う時に気を使うことが増えてしまった
歌っている時は後ろから視線が来るし
でも大きな声では歌えないし
怖くて口が小さくなる一方だった
でもその度に後ろからの視線が気になって気になって仕方がなかった
怖かった
自由に…音が外れてたって楽しく歌いたかった
(また"ズレてる"って言われる…思われる…)
誰かの前で歌う時はほとんどそれしか考えられなくなっていた
1人の時だけだった
誰も聞かない
誰も…歌ってる途中で口を割ってこない
誰も"ズレてる"なんて言わない
1人で歌ってる時が1番楽しく歌えた
だから
"誰かの前以外"では「歌う事」には嫌悪感を抱かずに済んだ
帰る時間
みんな外で遊びながら親を待つ
僕はこういちとベンチにすわって待っていた
こういちは何故か僕に好きと言ったり
僕のほっぺにキスをしたりしていた
この時はいつもの事のように感じていた
そしてよく手を繋いでいた
こういちはすごく嬉しそうにニコニコしていたっけな
「ちゅーされた」そう言いつつも実は満更でもなかったのは
ここだけの話しとしよう
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はい「僕」こと作者です
ほんっとに朧気ですね
ほんとに記憶がぼやぼやしてます













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。