軽快な音楽が鳴り、ゲストたちを迎え入れる準備が整うエントランス。
早朝から、我々は目立っていた。
ゲストに馴染んだ方が偵察に向いてるというのに、彼らはプライドが高く、それを良しとしなかった。
なんとなく気恥ずかしくなってくる。
まあまあ、落ち着いていきましょう。我々の目的は偵察……。ゲストの評価を聞きに行くことではない。
ハートの女王の手下はいちいち、こちらに挑発してくるようで……。
今日が曇りでよかった。
日差しが強いと私が弱ってしまいます。
開演まであと1時間……。それまで何をするのが正解なのでしょうか。
突然キャストが慌ててこちらに走ってきた。
大人しく従うヴィランズ手下ってなんとなくシュールなものを感じる。
傍から見れば、この様子はどう見えているのでしょう。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。