第7話

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976
2019/10/26 14:57
スンウ
スンウ
…っあなた、あなた
手紙を読んでいくうちに涙が溢れて止まらなくなった。昔からの友人で、VICTONとしてデビューしたあとも苦労した俺を一番近くで支えてくれた大切な人だった。
スンウ
スンウ
あなたがいなくなったら…おれっ、、
produceX101での過酷な生活に耐えられたのは、紛れもないあなたのおかげだ。あなたの笑顔が見たかったから。
スンウ
スンウ
ごめん…ゴメンな。俺頑張るから、、、X1として成功したら会いに行っても良いよな
手紙を読んで初めてあなたの気持ちがわかった気がした。今まで、どれだけ自分の気持ちを押し殺して来たんだろうか。
🧓「読み終わったかい?」
いつの間にか大家さんが隣に立っていた。
🧓「あなた、アイドルなんでしょ?自分が成功したと思ったら、またここにおいで。その時には、多分あなたちゃんもいるよ。」
俺は手の合鍵を強くにぎりしめた。
スンウ
スンウ
ありがとうございます…直ぐに戻ってきます
俺は、X1として努力する。あなたとまた出会うために…
to be continue

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