トガちゃんと別れた後、下山しようとしたけれど迷い
、しかながないから理想家で時空間ワープゲートを作
って見知った道まで来ることに成功した。
私はマックでダブチのセットをお持ち帰りしながら呟
いた。
今日3度目の子供の声が聞こえる。
車道の端の大きな電柱横に薄水色の髪で体にいっぱい
手を付けた男の子が居た。
もう日も沈んでいて、普通なら不気味なのかもしれな
いが、私は構わず話しかけた。
私が話しかけると男の子はビクリと体が震えながらも
応えてくれた。
涙をいっぱいに溜めた目で手越しに私を見つめる男の
子。
私は出来るだけ優しく、安心感を与えるように言っ
た。
そういい私が弔くんに手を差し出すと、弔くんは…
何か、そういう系の個性なのかな…
あーでも、触るだから手を繋げないってことか…
そういう弔くんの声は震えていた。
私が笑いかけると弔くんの顔は赤みを帯びた気がし
た。
個性は体の一部。
身体機能だ。
だから、物理無効の応用で相手の身体機能が私に害を
及ぼせないような理想をして…
ビビる弔くんの手を強引に掴む。
それから私達はいくつかの路地裏を練り歩いた。
途中で弔くんのお腹が鳴ったから、三角チョコパイを
プレゼントした。
そうして、大体12・3個目の路地裏にて…
弔くんは私から離れ、先生なる人物の方へと走り出し
た。
物凄い威圧感だ。
冷や汗が、背中を伝う。
なるべく平静を装う。
私はニコりと笑う。
こいつに、本当の個性を教えてはいけない。
そう、本能が告げている。
いつもの悪寒もした気がしたが、それよりも…
ここから、この先生なる人から離れなきゃと思った。
それから私は、小走りで路地裏を後にした。
まだ誰も居ない。
良かった。
こんな夜中に、こんな青白い顔で帰ってきたら何言わ
れるか分からないもの。
その夜は結局、お風呂に入った後はせっかく買ったマ
ックも食べずに眠りについたのだった。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
⭐️と🩷と💬!宜しくお願いします!((。´・ω・)。´_ _))













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。