第151話

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2025/08/29 11:33 更新





???
...呆気なかった、ですね
汚い物を見るように、倒れ込むぺいんとを見つめる
???
...はぁ、もうこれも要らなくなった。というかずっと邪魔だったし
顔を隠すように貼られていた紙を外し、ヒラヒラと宙に落としていく。

落ちてすぐ、強くその紙を踏み潰せば「彼」の姿をした男はニンマリと笑みを浮かべた。
???
...さて、そろそろあの方の方へ向かはないとな
???
早めに殺せた....いや、あの女を殺せなかったし先にそっちの処理か










???
とりあえずまずは___、?




ぺいんとから背を向け、歩き出した瞬間だった。




鉄の匂いだ。
いや、既に何度も嗅いでいる


じゃあこれは?







血が、



俺の口から、血が溢れる
???
 ....ぁ、は?"
下を向いた

腹を刀が貫いている
???
う、そだろ....?
ゆっくりと後ろを向く。
その嫌な予感は的中していた












???
なんっ、で...生きてんだよお前...!!!
ぺいんと
ッ...か、はは
既に致死量の血が流れているはずだというのに、目の前にいる金髪の男は、狂ったように笑っていた。






???
ッ、!!!
尋常じゃないスピードの拳が横脇を抉る。
???
(コイツ...!!能力を発動してないのにっ...威力が!!!)
ぺいんと
...
繰り出される攻撃に、一瞬で勝てないと悟る。

その瞬間、男はぺいんとを見つめ、苦しいと言わんばかりの小さな声で訴えかけ始めた。


???
ぺいんと、にいさん...
ぺいんと
......
???
頼む、よ....






???
もう、痛いのは...嫌なんだ....







立った状態で刺された部分を触れながら、涙ながらの声で顔を俯かせる。




暫くして攻撃は止まった。男は勝ちを確信し、顔を見せぬよう小さな笑みを浮かべた。








???
俺たち、仲間でしょ....
???
だから______
ぺいんと
ずっと思ってたんだけどさ











ぺいんと
お前って本当にロボロの真似下っ手くそなんだな
???
ぁ
吐き捨てるように言った言葉が地下に響いた瞬間、
男の体は宙へと飛び散った。

上半身と下半身が別々切られ、そしてどちゃっ、と落ちてそれ以降言葉を発さない。



それは明確な死を意味していた
ぺいんと
....
滲んで染みていく男の血溜まりを見て、ぺいんとは酷く冷静だった。


正直、自身でも少し違和感を感じる程に強いを思ってしまった。
...ここまで冷静なら自分もこいつを軽く倒せるほど強いのだと、今更気が付いてしまって。


自分はこんなにも、コイツ相手に冷静ではなかったのか


ぺいんと
....ッくそ、







自身を落ち着かせるため、上を見つめる。
地上では今も戦っているからか、時折揺れが生じる。



....そして、




「絶対にあなたの下の名前くんから目を離さないでくれ」
ぺいんと
....そう、だ
総統から、言われていたんだ。
彼女を探さなければ、早く見つけ出しさないと




通信機を取り出すが、反応はない。
どこからどう見ても壊れているから、連絡は不可能だろう
ぺいんと
....忠告されたのに、な
腹部から溢れ出る血を止める為、応急処置として自身の服の下に着ていたシャツを引きちぎり、強く締める。

これがちゃんと応急処置になっているのかだなんて知りはしない。だが、今この状況で足を止めるだなんて選択もない




ただ、一つだけ






ぺいんと
「私の忠告を忘れず、強く生きなさい」なんて言われたら、な...
夢でも、偽りでも、俺の都合のいい世界でも

この言葉が、俺を突き動かす理由になるんだ。













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