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第2話

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2025/08/15 01:00 更新
鈴川  楓菜
鈴川 楓菜
ぐっ、う...
鈴川  陽菜
鈴川 陽菜
か、楓菜? 大丈夫...?
鈴川  楓菜
鈴川 楓菜
う‪”‬んっ、大丈夫...
一階リビング、私は青い顔をしながら机に突っ伏していた

多雨(前から思っていたのだけれど、彼女とあなたの母の料理は劇毒か何かなの? 毎回毎回、出てくる物がとても料理しただけには見えないのよ。

うるさいな、ちゃんとした料理だよ...
漫画じゃないのに何故かこういう料理を作る才能って逆にすごいよね

そんなことを思いながら死にかけていると、お姉ちゃんはハッと思い出したように動き出した
鈴川  陽菜
鈴川 陽菜
はいこれ! デザートだよ!
きらきらの笑顔でそういう姉に、私は改めて(天然って恐ろしい)と思ったのだった
あの後、何とか料理を完食し、お風呂に入り、ベッドに入って寝ようとした時、

ピリリリリ、ピリリリリ

とスマホが鳴った
これから寝ようと思ってたのに、と少し不機嫌になりながらもスマホを手に取り、「もしもし」と今自分が出せる一番低い声で出ると
氷雷  翔
氷雷 翔
うわ、楓菜ちゃんってそんな低い声出るんだ
鈴川  楓菜
鈴川 楓菜
切っていい?
氷雷  翔
氷雷 翔
えなんでだめだめだめだめ
電話の向こう側にも聞こえるように大きくため息をつくと、スマホからは苦笑の声が聞こえてきた
鈴川  楓菜
鈴川 楓菜
それで?  何の用
氷雷  翔
氷雷 翔
ん? あぁ、楓菜ちゃんのお姉ちゃんって陽菜ちゃんだよね?
陽菜ちゃんのこと好きな奴多すぎてさ、誰が来るのか分かんなかったから教えてもらおうと思って
鈴川  楓菜
鈴川 楓菜
黒奴  澋
氷雷  翔
氷雷 翔
...え? ちょ、もっかい言って
鈴川  楓菜
鈴川 楓菜
だから、黒奴 澋くんだってば
氷雷  翔
氷雷 翔
え〜...マジかぁ
鈴川  楓菜
鈴川 楓菜
なんか不都合でもあるの?
氷雷  翔
氷雷 翔
いや、言い方悪いんだけどさぁ、澋くんって暗めじゃん? ほとんど話したことないんだよね
最初クラス全員じ話しかけに行った時だけかなぁ。明らかに「話しかけんなよ」みたいなオーラで撃退されちゃった
鈴川  楓菜
鈴川 楓菜
君も長いじゃん
まぁ澋くんは昔からそういうところあるからね。でも代わりに信用した人に対してはめっぽう甘いから
氷雷  翔
氷雷 翔
それ自慢?
鈴川  楓菜
鈴川 楓菜
べつに
そう返した瞬間に、スマホの向こうから「そろそろ降りてきなさーい!」と女性の声が聞こえた
氷雷  翔
氷雷 翔
あ、ごめん 呼ばれたから切るね
鈴川  楓菜
鈴川 楓菜
もうかけてこなくてもいいよ
氷雷  翔
氷雷 翔
ひどw
また連絡する!
そう言われ、スマホから切れたことを知らせる『ツーツー』という音が鳴った
鈴川  楓菜
鈴川 楓菜
...本当眠いんですけど...
そう呟いて部屋の電気と窓を確認して、ベッドに入る
鈴川  楓菜
鈴川 楓菜
おやすみなさい
そう小さく呟いた声は、いつも通りお姉ちゃんと同じタイミングなのだろう

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