第155話

HOKUTO.1
8,386
2020/11/16 12:53
北斗side


(慎太郎)え、、ほく、、と?


(ジェシー)うわ、クマやばいよ、?



(北斗)え、そーかな、、



(樹)おま、、ちゃんと睡眠取れてる?



(北斗)ん、まぁ寝てなくはないから、、



(優吾)最近忙しいもんな、北斗。



嘘です。睡眠不足です。


朝からクマ隠しのためにファンデーション厚塗りしたんだけど、やっぱりだめか、、




最近ほんとに有りがたいことに、グループだけでなく、個人でのお仕事も色々と頂いて、



バラエティー、音楽番組、ドラマ、映画、


こんだけ色々あると、さすがに覚えなきゃいけないことも沢山あって、



1日に何度も車に乗って、あちこち現場に移動して、、


全部の仕事が終わるのは夜の11時くらいで


シャワー浴びて、そこから台本やらなんやらを覚えて、


ご飯なんか食べてる暇がないから、栄養ドリンクとか、サプリメントとか、小さなゼリーで済ましちゃう



不健康な生活送ってる自覚はすごくある、


こんな生活続けてたらどうなるかも


今すごく体感している。



しょっちゅう起きる目眩。


体のだるさ。



ちょっと歩いただけで感じる動悸。



やばいなぁ、、って、分かってるんだよ。


だけど求められたものはそれ以上のものにしたくて、無理をして今日もまた仕事にいく、







ドラマの撮影、映画の撮影、なんとかこなす


もうフラフラなんだけど、次はみんなでの雑誌撮影だから、こんなんで行ったら


絶対なんか言われるな、ってまた無意味なファンデーションを厚塗りする。



(マネージャー)え、北斗顔色悪すぎ。大丈夫なの?今日の雑誌撮影延期にしてもらう?



(北斗)いや、、大丈夫っ、、ちょっと寝るから着いたら起こして、、



そう言って少し寝かせてもらう。



ちょっとでも体休めなきゃ、、




(マネージャー)北斗、着いたよ。



(北斗)ん、、



だるい体を起こして車を下りる。


そしたら急に視界が歪んで、思わず座席に逆戻り。



(マネージャー)ちょ、ほんとに大丈夫?フラッフラじゃん、、




(北斗)や、、やらせて。大丈夫だから、、



そう言ってヨロヨロと歩き出す。



今日はこれが最後の仕事だし、頑張らないと、、






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