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第3話

1話
128
2025/09/27 22:58 更新
銀子
カアアッ!カアアッ!招集!招集ーッ!


──師範が任務に向かってから2日。

師範の鎹鴉、銀子ちゃんが伝令を伝えに来てくれた。

天峰 あなた
えっ!?どこに!?
 
銀子
お館様カラ招集ヨ!!
銀子
産屋敷邸二イマスグ向イナサイ!

天峰 あなた
わっ、分かった!

銀子
付イテ来ナサイ!


急いで支度を済ませ、銀子ちゃんの後を走り出す。

天峰 あなた
ねぇっ、師範にっ何か、あったの!?

銀子
!…………その話ハ着イテカラヨ!


──森を駆け抜けること数十分。



産屋敷邸に到着し、急いでお館様の元へ向かう。


産屋敷耀哉
やぁ、よく来てくれたね。

天峰 あなた
お館様っ!



無礼ながらも、私は開口一番お館様に問う。

天峰 あなた
師範、は!大丈夫なんですか!?
 
産屋敷耀哉
その事なんだけどね。

産屋敷耀哉
出ておいで。無一郎。

時透 無一郎
………!はっ、はい……!

時透 無一郎
……こ、こんにちは………!

天峰 あなた
……………………

天峰 あなた
…………………え?



私の目に映る師範は、





























───いつもより1回りほど小さくなっていた。










天峰 あなた
…………………………は、え、はい?

産屋敷耀哉
見た通り、無一郎が小さくなってしまってね。

産屋敷耀哉
鬼の血鬼術の効果でね。

産屋敷耀哉
なんとかその場にいた隠が連れて帰ってくれたんだ。

天峰 あなた
え……………えぇ………?




突然の出来事すぎて状況を理解できない。







困惑していると、遠くから黄色い悲鳴が。




甘露寺蜜璃
きゃーーっ!!可愛いーー!!

煉獄杏寿郎
時透の継子も来ていたのか!!

胡蝶しのぶ
あらあら。幼児化したと聞いて来てみれば……

宇髄天元
派手に小さくなってんなぁ!

冨岡義勇
………本当にそれは、時透なのか

不死川実弥
小さくなっただァ?そんなことが有り得んのかよォ

伊黒小芭内
………俺は信じない

悲鳴嶼行冥
嗚呼…………俄には信じがたい…………





なんと柱が全員集合。私場違いでは……?



産屋敷耀哉
皆、よく来てくれたね。

甘露寺蜜璃
あっ、あの、お館様…!

甘露寺蜜璃
無一郎君は、どうしてこうなったんですか……?

産屋敷耀哉
そうだね。皆に経緯を話そうか。

産屋敷耀哉
あなた。皆の隣に腰掛けてくれて構わないよ。

天峰 あなた
え…………



ぎこちなく、不死川さんの隣に腰を降ろす。



天峰 あなた
(こっ…………怖えぇえ……!!)




少しばかり震えてるのがバレないよう祈り、お館様の話に耳を傾ける。



産屋敷耀哉
無一郎は、下弦の壱と対峙していてね。

産屋敷耀哉
首を切った後の崩壊が遅く、刀をしまった時に血鬼術をくらってしまったらしいんだ。

産屋敷耀哉
そこで体が縮んでしまい、側にいた隠が連れて帰って来てくれたんだよ。

産屋敷耀哉
そして、あなた。

天峰 あなた
はっ、はい!

産屋敷耀哉
無一郎の血鬼術が解けるまで、彼の事を預かってはくれないかい?

産屋敷耀哉
君は継子だし、同棲しているだろう?家の事は他の子より知っているはずだ。

産屋敷耀哉
お願いできないかな?

天峰 あなた
……!がっ、頑張ります……!

産屋敷耀哉
ありがとう。では、早速彼を家まで連れて行ってくれるかい?

天峰 あなた
分かりました!



お館様の後ろで、少し怯えている様子の師範に近づく。


天峰 あなた
…………えー………っと………む、無一郎……君……?



師範の名前をこうして呼ぶのは初めてなので、歳下(元から……)の師範に対して、ぎこちなくなってしまった。


時透 無一郎
え、っと………おねえさんが、連れてってくれるの……?

天峰 あなた
ぐはっ可愛い…………

天峰 あなた
(………じゃなくて!!)

天峰 あなた
うん、そうだよ!お姉さんと一緒に行こうか!

時透 無一郎
よ、よろしくお願いしますっ……!










──こうして、小さくなった師範との生活が始まった。



















実
作者です。

実
遅くなってしまいました…!ごめんなさい〜💦

実
2話しか上げてないのに沢山の人に見ていただいてます……

実
ありがとうございます〜!

実
それではっ!

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