藤原「はい、じゃあお好きな席にどうぞ。」
『助手席でー、』
大橋「後ろー」
藤原「はい?西畑さん乗らないんですか?」
西畑「なんでー?行き運転したやんw」
『あいにくただいま運転席しか空いていない都合上道枝家まで運転おなしゃす』
藤原「最後だけ軽いねんw」
大橋「あなたー?」
『んー?』
大橋「さっき飲み物買いにコンビニよったからこれあげる」
『サイダーとポイフルとハイチュウと板チョコ、、、』
藤原「え、板チョコとか絶対溶けてるやんw」
西畑「ハイチュウも溶けるわ!w」
『ねぇ見てw板チョコグチョグチョしてるw』
大橋「やばw」
『そーだ、この車コンセント刺すとこある?』
藤原「そこの下のとこ」
『え、あ、あー、あったあった』
大橋「いま何パー?」
『43』
西畑「少なw」
『しょうがないやろ!何時間あの公園いた思ってんねん』
藤原「まぁ、それは、ねぇw」
「「www」」
『あとさ、Bluetoothついてる?この車』
藤原「ついてるで」
『設定してもいい?』
藤原「あなただけやからな」
大橋「って言いながら俺の繋がってるで」
西畑「うわ、丈橋」
『えもえもー』
藤原「てか、あなた結構手先器用よな、機会も扱えるし」
『え、そんな感じ?』
大橋「確かにそーよな」
西畑「でも、できる時とできない時の差やばいよなw」
『いいこと言ってくれてんねんから今は夢見させて?w』
藤原「夢見させてってなんやねんw」
『あ、繋がったで』
大橋「スルーw」
🎵
西畑「ストスノ好きよな、」
『なんかジャニヲタレベルやで、』
『独りよはりで日本の足らけじゃたははひれてしはうんだろ、なぁ、』
藤原「ハイチュウ食べながら歌うなw」
西畑「何言ってるか聞き取れんねんw」
大橋「予想はつくけどなw」
『入り大ちゃんだよ?』
西畑「え、?あ、ふと眺めていたら気づいてしまったんだ。限りある果てしない僕らの時間」
『うわー、流れる雲のとこ歌うの忘れてたでしょー?』
西畑「なんの曲流れるとか聞いてへんからw」
『きっと一瞬も見逃せないようなシチュエーションは視線をHackHackHackされたみたい』
藤原「君といる時の僕が」
藤原双葉「『本当の僕だって今Realize』」
大橋「なんでノリノリで2人で歌ってんの?!」
西畑「綺麗に歌割した感じになっとるのなにw」
『まぁまぁまぁ、いつかみんなで歌いましょ』
西畑「わ、 いつもそうよ、拗ねるときみは」
『歌うな☆』
西畑「推しの曲やで?!」
『こちとらこの曲は聞くために流したんじゃい』
藤原「さっきまで歌っとったくせにw」
『ってかさ、長く車にいるからってプリン持ってくるようなやつ世界中探してもおらんで?!』
大橋「え、俺いる!」
西畑「あんた以外の話や!ww」
『きばってこーぜ!』
「「いぇいいぇいいぇい!」」
西畑「ふりきってこーぜ!ほら、」
「「ぶんぶん!」」
藤原「当たってこーぜ!」
「「いぇいいぇいいぇい!」」
大橋「ズッコケ男道ー!」
『気持ちよく決まったな』
西畑「な、」
藤原「てかさ、さっきからカラオケ大会かしとらん?w」
『それ言ったらあかんw』
大橋「ねぇ大ちゃん?今どこ辺り?」
西畑「あー、山梨、、、静岡!」
※実際に通るかわかんないけど
大橋「いや、どっち?w」
『静岡静岡』
藤原「おー、結構たったな」
『あ、板チョコ食べとらん』
大橋「え、開けてなかった?」
『ここで冷やしてた』
西畑「車の冷房でチョコ冷やすなやw」
『ん、固まってるー』
藤原「よかったやん」
西畑「そーだ、聞いとらんかったんやけどさ、、ちょうどMaybe、、、」
『お兄ちゃんのこと?』
藤原「あー、確かに聞いとらんかったな」
『今日みんなオフ?』
大橋「おん、」
『じゃー、』
プルルルルルルルプルルルルルルルプルルルルルルル
藤原「え、なにしてんの?w」
『なんか個人個人で何回も話すより一気にの方がいいかなーって』
大橋「じゃあ俺でていい?」
『うちハウリング嫌いなんよな、』
プルルルルルルル ガチャ)
道枝「もしもしー」
『おー、みっちー、やっほー』
道枝「やっほー」
高橋「これなにー?」
『恭平やっほー、』
高橋「やっほー」
西畑「なんか説明するってー」
長尾「え、今一緒におんの?!」
『双葉あなたwith年上組』
藤原「中心お前なんは許さへんぞw」
大橋「そーだそーだ!」
『絶賛大阪向かってます』
大西「あなたー、遅れてごめんー」
『全然大丈夫ー、』
藤原「じゃあ教えて?」
『今日出演するテレビのためにPCRやったんやって、』
『そしたら陽性出ちゃって、』
『今の症状は、発熱、咳、味覚嗅覚の症状とか、なんかいろいろ出ちゃってるみたいで』
『でも私はその後すぐにPCR受けさせてもらえて、』
『陰性って言う結果が出たんやけどな』
『あと、最近お兄ちゃんと近くにいたりとか、会ったりとかもあんまりしとらんかったんよな』
『家にいたらずっと部屋おったからさ』
『だから、濃厚接触者にもなんなかったんよな』
『でもさ、同じ家にいたらかかる確率しかないやん?ほぼ、』
『やから、お母さんがお兄ちゃんのことは見とくからあなたは誰か他のところにいてくれん?って』
『で、そんときに、でも学校は行かない方がいいよって』
『そしたら大阪来ちゃえばいーやん?』
『で、この状況』
道枝「そっか」
長尾「コロナな、、、」
『これ聞いたらさ、一瞬ツアーとか有観客でやってていいのか迷うよな』
高橋「コロナって酷いわ」
『まぁそのおかげで道枝家に行けるんやけどな』
道枝「姉ちゃん達がまだかってうるさいから早く来て、、、」
『それは全て大ちゃんにかかっておりますのでご了承ください。』
大西「てかさ、さっきからめちゃめちゃ車から音楽聞こえんやけどw」
『さて、あなたが次に流す曲はなんでしょう!』
長尾「君の彼氏になりたい」
道枝「Sweetriar」
大西「ぎゅっと」
大橋「関西アイランド」
藤原「TimeView」
高橋「カラフル」
西畑「また今日と同じ明日がくる」
『全員違う。それも全員自分が聞きたいやつやろ』
西畑「バレてるかー、」
『1番わかりやすいのはあなたですけども』
西畑「え」
『正解は!これ!』
Oh!my darling(みっちーの)
道枝「は?」
『正解は、みっちーがカバーした、Oh!my darlingでした!』
道枝「めっちゃ恥ずい」
『あなたこれすきなんだよねー』
道枝「どうもありがとうございます」
『てことでちょっと眠いから切るねー』
大西「疲れてるやろ、ゆっくり寝や?」
『ありがとー、ばいばーい』ガチャ)
藤原「自由すぎんねんw」
『ってことで寝ます。おやすみなさい』
『…zzZ』
西畑「やっぱ可愛ええわ、、、」
藤原「だって12とか13とか歳違うねんでw」
大橋「年の離れた妹よな」
藤原「でも入所は大吾と差ほど変わらんって言うな」
西畑「ほぼ同期扱いやから」
大橋「すごいよな、大変やろうに」
西畑「2歳から入所して、引越しとか学校とかいろいろありながらもダンスとか歌とか練習して」
大橋「俺やったら多分投げ出してるでw」
藤原「それは誰でもそーや、」
西畑「これはあなたにしか出来へんよ」
大橋「ずっと関ジュの真ん中におったもんな」
藤原「だってまいジャニ始まった回から出てるねんで?!」
大橋「あれはびっくりしたわ、あんなに小さいし女の子がレギュラーなんやもん」
西畑「でも、あなたはその分いろんな大切なこと、捨ててきたんかな」
「「…」」
大橋「でも、友達たくさんの居そうやったで」
藤原「あー見えて学年順位みゆとツートップやったらしいで」
西畑「確かに恋愛もちゃんとしてるらしいしな」
藤原「だから、あなたはやりたいことは全部やってるんや、捨てることはしない」
大橋「大変にしてくれてる分、なにわ男子ができてるんや。
感謝しかない」
西畑「そやな、」
藤原「…大吾もあんま溜め込まんといてな」
西畑「え?」
藤原「大橋もやで、」
大橋「俺?w」
藤原「ずっと8人でやっていきたいから。誰一人欠けたあかんで、」
西畑「そんなの知っとるわw」
大橋「わかった、いいこと言ってリーダーの座奪いたいんやない?w」
西畑「ありえるなw」
藤原「お前らうるさいw俺もちょっと寝るわw」
大橋「丈くんおやすみー」
ー数時間後ー
西畑「あなたー、起きてー」
大橋「もう着くでー」
藤原「みっちーも外出て待っとってくれとるらしいでー」
『んぅ、、、あと、ちょっt…zzZ』
大橋「あなた起きてー!あなたー!」
『うるっさいぃ、、、まじ、だまれぇ、、、』
藤原「起きんと車の中放置やで」
西畑「丈くん家のとこに1人でぽつんとしとるんやで」
『んー、やだぁ、』
大橋「めっちゃ可愛いやん、いつもこれぐらい可愛くいてや」
『きゃっかぁ』
西畑「ほんとに着くで、靴履いて、」
『むりぃ、みっちに、はこんでもらうぅ、、、』
藤原「特別や、俺が運んだるから起きて」
『いやぁ、みちがいぃー』
大橋「振られてんw」
『だいちゃも、はっすもやだぁ』
西畑「地味に二次被害」
大橋「悲しいなぁ」
『んー、みゆ』
「「は?」」
『みゆ、、、』
藤原「こいつ頭壊れた?」←
大橋「わからへんけど頭は打ったかも」←
西畑「みゆに電話したら起きるんちゃう?」
藤原「それいいわ」
西畑「あ、でも着いた」
大橋「あ、」
道枝「やっほーです。」
藤原「あなたー、着いたでー」
『…zzZ』
大橋「あなたー!(揺さぶる)」
『…zzZ』
西畑「ダメやwさっきまで少し起きてたんやけどなw」
道枝「じゃあ僕部屋まで運びますよ」
藤原「うわ、願望叶いやがって」
大橋「ほんとに欲しいもの全部手にしてるな」
西畑「あ、起きるって時に全然起きひんかったらみゆに電話するのええかも」
道枝「みゆ?」
藤原「さっき寝言でみゆって言っててん」
道枝「かわいぃ」
大橋「とりあえず、運んたげて」
道枝「分かりました、あ、ここまでお疲れ様でした、」
西畑「ん、道枝もよろしくな、」
道枝「はーい、」
藤原「じゃあまた!」
大橋「ばいばーい」
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。