第7話

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2025/05/29 01:21 更新




その数日後







事は起きた













昼食中





『あなたちゃんは何にするの?』
あなた
私?
あなた
う~ん…定食系でいいよ。




『了解!』










結局あの教授の名前はしらぬままだ。








あなた
(聞いてみるか?)




『はい!蕎麦定食』




あなた
ありがとう。
あなた
ねぇ、ちょっと聞きたいことがあるんだけど…



『なになに~?』






あなた
髪の毛がうす緑で、眼帯してる細身で長身の教授の名前知ってる?




『あぁ~、あの教授は「アナイクス」教授だよ。』






あなた
アナイクス…




『けど、本人はアナイクスと呼ばれるのが嫌いみたいでね
…』




『「アナクサゴラス」って皆呼んでるよ。』





あなた
彼は黄金商なの?




『そうらしいけど、黄金の血を流しているのは誰も見たことないって…』






あなた
そう、なんだ…。







その後、数分雑談を喋り続けた。







そして、起きてしまった。











『なに?この揺れ…』






あなた
樹庭自体が揺れているのか?





にしては、段々強くなっていく揺れ





誰も立っていられない程に揺れている












あなた
っ……あれ、は!





揺れ行く視界の端で、アナイクス教授が立っていた






あなた
ッ…!




教授が立っている先には、暗黒の潮による、魔物が現れていた








ついに、ここ樹庭までもが侵食してしまったようだ…。











アナイクス教授はおそらくそいつと戦っているのだろう…








あなた
っ…黄金の血よ…我にッ、答えよ!







そう唱えた瞬間、私の回りに金色の糸が張り巡らされた。







あなた
ッ…これは…。




アグライア御姉様…?







あなた
でも、気配が...







いや、




あなた
…私の力…?







『おい!揺れが収まってきたぞ!』




『きっとアグライア様が金糸を張ってくれたお陰だ!』









あなた
…、アナイクス教授…






揺れが収まった樹庭で、生徒は皆無事でありながら、






アナクサゴラス教授は、生徒を庇い…命を落とした。










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