第4話

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2026/04/01 11:41 更新
mg
ねぇ、最近あの子いつもいない?
 最近は仕事が長引いて真夜中に帰ることも少なくない
 そんな夜中に決まって見かけるのが、女の子だった
マネージャーさん
あの制服、素野ヶ丘高校じゃない?
mg
素野ヶ丘高校?
マネージャーさん
うん。この辺の有名高校だよ
mg
へぇー
 その子はほぼ毎日と言っていいほど、暗い夜道を1人で帰っていた
毎晩見かけるうちに段々興味をひかれていって、同時に心配になった
mg
ねぇ、あの子のことつけていって貰っていい?
マネージャーさん
え、なんで急に…
マネージャーさん
それにストーカーは犯罪…
mg
ストーカーじゃなくて安全確認だから
マネージャーさん
…わかった
マネージャーは何も聞かずに彼女を車でつけてくれた
俺が気になったのは、家族の存在だった
 こんな真夜中にJK1人で夜道を歩かせるなんて、と思った
 せめて誰か迎えに行くとか、なんか1人にしない方法あるだろって思って
マネージャーさん
あ、あそこが家らしい
マネージャーが車を停めた少し先の家にその子が入っていくのが見えた
mg
え…家暗っ
 大きな一軒家に入っていく彼女の背中は、少し哀愁漂っていた
 家の中は、真っ暗だった
 たくさんある窓という窓からは光などなく、漆黒の闇が家の中に広がっているように見えた

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