第6話

第六話
15
2025/01/26 13:53 更新
翌日
私は熱が出てしまい、学校を休むことになった。
あなた
熱がでちゃって、今日学校行けない。もしうつっちゃってたらごめんね
氷室 玲
俺は大丈夫。放課後お見舞い行くから何か欲しいものがあったら遠慮なく言ってね
私は野菜の形をしたキャラクターがありがとうと言っているスタンプを送った。
体が怠くて、とりあえず落ち着くまで眠ることにした。
あなた
(今日はお手伝いさん昼からだから、それまで寝るしかないな)
ちょうど眠気が強くなってきたので目を瞑るとすぐに眠れた。
そして夢を見た。
あなた
玲くん?
氷室 玲
ごめんねあなたちゃん
夢の中の玲くんは、お姉ちゃんの横にいた。
玲くんのお父様
歓迎するよ桜さん
お姉ちゃん
ありがとうございます。お義父さん
玲くんのお父さんは心の底から嬉しそうな笑顔でお姉ちゃんに話しかけている。
そして私と目が合うと、眉間に皺を寄せ、早く消えろと目でうったえかけてきた。
あなた
嘘、嘘だ!玲くんは、私のことをちゃんと愛してくれてる!こんなことはありえない
氷室 玲
まだ分からない?初めから君は騙されていたんだよ。俺に。そして君はもういらない。さっさとどこかへ行ってくれない?
私を見るその顔は、笑っているけど笑っていなかった。

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