第4話

悪天候
88
2023/07/28 02:08 更新
そして、OnlyとAlsoの間で肝試しの話は進み、ついにナンタイ山に向かう日がやってきた。
リズside
夜。Onlyメンバーは全員ナンタイ山のふもとに集合していた。拠点があるバンカラ街からだいぶ離れているから、今夜はハイカラスクエアにあるAlsoの拠点で泊まらせてもらうことにした。だが…
リューヌ☠️
リューヌ☠️
まだ来ねぇな…
Alsoが一向に出てこない。ハイカラスクエアからそう離れてないはずだが…
ハンナ☘️
ハンナ☘️
遅れてごめんなさい!本当にすみません!
お、きたきた。ハンナが大慌てで謝罪の声をあげる。
ロロ💥
ロロ💥
まーったく困ったヤツらだな。ま、今日は泊めてもらうわけだし?ロロ様は優しいから許してやろう。
イフ👻
イフ👻
さっすがロロ兄!
カル🗡
カル🗡
イフ、君が真っ先に謝るべき。遅れたの、君が忘れ物したせい。
イフ👻
イフ👻
うっ…ごめんなさい。
やれやれ。そんなことだと思ったよ。
まあとにかく全員揃ったわけだ。覚悟を決めてあたし達はふもとの雑木林に足を踏み入れた。
中はもちろん真っ暗で、灯りは懐中電灯1本だけだ。
いかにも幽霊が出そうな雰囲気が漂っている。
レオン🦁
レオン🦁
こんだけ暗ければそりゃ迷子にもなりますよね…
ライ🕊
ライ🕊
そうだね…いつの間にか誰かがいなくなってたりして…
イフ👻
イフ👻
ちょっと兄貴!変なこと言わないでよ!
ライ🕊
ライ🕊
ははっ、嘘だよ。てか、よくお前が肝試し行こうなんて言い出したよな。あんなビビりでホラー映画見たあと1人でトイレに行けないイフが…
イフ👻
イフ👻
ストップ!それ以上は言っちゃダメ!
仲良しだなーあそこの兄妹。なんて思いながら足を進めていると、頭の上に一滴の雫が落ちてきた。
リズ🌼
リズ🌼
な、なんだ?
ステラ💫
ステラ💫
雨…ですかね?
気のせいかと思っていたそれは、瞬く間に大雨に変わった。足場の悪いここではとても危険だ。
アル🎯
アル🎯
どこかに建物か何かあればいいんだが…
リオ🍫
リオ🍫
ねぇ!あれって家じゃない?あそこで雨宿りできるわ!
リオが運良く建物を見つけたみたいだ。見ればなかなかにデカい洋館のようだ。
カル🗡
カル🗡
こんなところに立派な洋館…?
リズ🌼
リズ🌼
とにかく入ろう。な?
誰かいるのかも分からないが、ひとまず雨が止むまで雨宿りさせてもらおう。そうしてあたし達は洋館の重い扉を開けた。
ハンナ☘️
ハンナ☘️
誰もいないみたいですね…
お世辞にも綺麗とは言えないが、雨宿りには十分だろう。しばらく雨が止む気配はないし、しばらくここで待機だな。
イフ👻
イフ👻
いかにも幽霊屋敷って感じ!
パシャッ
イフ👻
イフ👻
え?!あたいのナマコフォン?
リオ🍫
リオ🍫
たしかに今シャッター音がなったはずよね?
イフ👻
イフ👻
おかしいな〜なんか押しちゃったのかな?
あれ?でも写真は増えてない…
リューヌ☠️
リューヌ☠️
じゃあ他の誰かのか?
イフたちの声で一斉にナマコフォンを確認するも、誰の写真フォルダにも変化はなかった。
ロロ💥
ロロ💥
なんか前にもこんなのあったよな…
ロロがボソッと言った。まさか本当にここは幽霊屋敷なのか…?
ハンナ☘️
ハンナ☘️
不思議ですね…もしかしたら誰か他にいるのかもしれませんし、館内を一通り見てみませんか?
ステラ💫
ステラ💫
俺も賛成です。
リズ🌼
リズ🌼
そうだな。見たところ部屋も多そうだし。
ということでいざ、館内探索!といこうとした瞬間、カルが呟いた。
カル🗡
カル🗡
レオンがいない。

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