少女たちは薬のような不快な匂いに目を覚ます。そこには3つ並んだ手術台があり全てが埋まっていた。そして全員の手術台の上には、カードようなものがおいてあった。何故こうなったのかはわからない。ぐるぐる考えているうちに取り敢えず体を起こしたところ、異常を感じる。
「頭が異様に軽くなっている!?」
ふわりとバランスを崩しそうになってしまったが、かろうじて頭がを抑えて倒れはしなかった。横の二人咲夜と霊夢も同じ感覚のようだ。同時に頭を抑えた手首見るとナンバー(0203 魔理沙) (0204 霊夢) (0205 咲夜)が掘られた金属リストバンドが目に入る。少女たちは嫌でも一つの考えたどり着いてしまった。
「頭になにかされてしまった?」
少女たちは少々ショックを受けたがどうにもならないものは仕方が無いと思考を切り替えた。どうやらこの部屋にはいくつか調べれそうなものがあるようだ。
1 手術台の上に置かれているカード
2 床の上に散乱する多数の資料
3 得体の知らない機械
4 両開きの扉
少女たちは黙々と部屋の中を調べようとした。まず咲夜が両開の扉を軽くみた。鍵はかかっていなくいこうと思ったら直ぐに部屋の外には出れそうだ。咲夜は念のためにしっかりと扉をまた閉じた。次に霊夢が手術台の上のカードを見た。カードには「研究室」と書かれている。これを使えば研究室に入れる事は間違い無いだろう。魔理沙が床の資料を数枚見たが、ほとんどが今までの人生で一度も見たことの無い文字列だった。
しかし魔理沙は日本語で書かれている資料を発見できた。資料にはこのような事が書かれている。
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メモ
「生存個体データ」
0005 成功。会話能力有り。
0021 失敗。食欲の異常な増進によりなんでも捕食するので注意。
0135 失敗。凶暴化しており非常に危険。
常に猟銃を持ち出し実験にあたること。0006の後継となる候補。
魔術的な強化とコントロールするための処理を行う。
(最後に新しく書かれた字で、)
0203 0204 0205 成功。ヒトで自分以外初めての成功。
発信機と受信機はそれぞれ取り付けたので、移植は後日行う。
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他にも得体の知らない機械が並んでいたが、機械に詳しくもない私が分かるはずもなかった。

魔理沙は台の真下に転がっている奇妙な液体の入った小瓶を見つけた。匂いを嗅げばアンモニア等とはまた違う独特な刺激臭がする。一瞬舐めようか考えたが、もし劇薬なら自らの命が危ないので止めた。
全員中に入っているものがなにかはわからなかったが、体には良くなさそうということは分かった。
少女達は一通り話し終えたあと、再び部屋の外に繋がる扉に向かった。
















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。