握手した手を見ながら懐かしい気持ちになる
「中学の頃もこうやって仲直りしたよね」
ひゅが「確かに、なんで喧嘩したっけ」
「どうせ下らない事でしょ」
ひゅが「まともな喧嘩した覚えねえな」
「そーだよ」
やま「お前ら昔から変わんないね」
あなたひゅが「「何が?」」
やま「仲良いな!心配返せ!」
みんな「www」
「変わんないのはみんなもでしょ」
20歳過ぎてもこんなに一緒にいる地元が他にあるのか
やま「まー、大好きのくだりが結構きつかったけどな」
「気まずいまま話すの嫌だっただけ」
ひゅが「俺ガチびっくりしたわ」
ゆま「ほんとめっちゃびっくりしてたw」
やま「ていうかあれはガチ照れてたでしょ」
ひゅが「お前らあなたに面と向かって言われてみろよ、俺みたいに絶対なるから!」
ゆた「いやあれは俺らもびっくりした」
あむ「公開告白みたいだったよね」
「うるさいなあもう」
まぁ今日ぐらいはうるさくてもいいかな
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あの後またみんなで少し話した
その場でみんなに言わなかった理由とゆうたには屋上で説明したこと
私はみんなにゆうたをすぐに呼ばなかったことをちょっとだけ怒られて
ゆうたは私から目を離した事でちょっとだけ怒られた。
泣いていたことについては全く話したくなかったので自分から話さなかったけど、やまとの「そういえば涙目だったよね」の一言でゆうたがすべて話してしまった。
「車乗ってく人〜」
今はそれぞれこの後編集やらを抱えているので家に帰る支度をしている
あむ「お願いします!」
ゆた「俺も」
ひゅうがとゆうたと私は車で来ることが多い。
ゆうたが車の時は乗せてもらって、私が車の時はゆうたに乗せてもらうから、行きも帰りも大体一緒になる
「はーい、ゆうまはどうする?」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。