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第5話

#4. は???
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2025/11/26 01:00 更新






   ……ひ、ひどい目に遭った……





   よろよろとおぼつかない足で、

   駅まで向かう。










   な、なんで、……!!



   私の穏やかな高校生ライフは

   どこへ姿を消したのよ……!!
茶宮 菓子ちゃみや かこ / kk
 ……、〜♪ 





   授業の演習時間、また窓の外を見て

   寝ようと思ったら、隣から

   こつこつ、と私の机にシャーペンが

   当たる音がした。








柊鳴 瑠夏ひいな るか / rk
 …ここ教えてくれない? 


茶宮 菓子ちゃみや かこ / kk
 …あなたさっき授業中は 
 理解してたじゃない。 


柊鳴 瑠夏ひいな るか / rk
 菓子に教えてもらいたいの。 



茶宮 菓子ちゃみや かこ / kk
 ……はぁ…… 



   昼休み。早く食べ終わった男子は

   校庭へと駆け出す中、

   授業中に読んでた参考書の続きを

   さっきまで読んでいたため、

   お昼ゴハンを忘れていた。




茶宮 菓子ちゃみや かこ / kk
 今日…… 





   リュックの中からランチバッグを

   取り出して、おかずの確認。






   ……よし、崩れてない。


   今日は姉が所望していたキャラ弁の

   練習用として、ニコちゃんマークを

   私のお弁当に採用。



   卵で炒めたお米を丸く形成し、

   どーんと乗せたら、そこにのりで

   顔のパーツを作る。


   まわりにはサラダや野菜炒めなど

   野菜をたっぷり。


   もちろん、デザートは姉の大好物の

   いちご。……の余り物。





茶宮 菓子ちゃみや かこ / kk
 ……早く食べて続き読も… 




   そう考えて箸入れを開けたとき、

   教室内に「キャーーー!!!」

   と悲鳴だか歓声だかわからない

   一軍の声が聞こえた。




   まぁ、十中八九歓声なんだろうな…



   とはいっても私には関係ないこと。




   そう思ってまずお米に手を付けようとしたら、






柊鳴 瑠夏ひいな るか / rk
 …え、菓子のお弁当すご… 




茶宮 菓子ちゃみや かこ / kk
 ……え、!? 




   なぜか隣には、さっきまでいなかった

   彼が。






柊鳴 瑠夏ひいな るか / rk
 ……あ、俺今日お弁当忘れ 
 ちゃって…一口くれたり
 しない? 





茶宮 菓子ちゃみや かこ / kk
 ………… 





   さっきの女子たちに分けてもらえよ、

   と思いつつ、私に矛先が向いたら

   嫌なので、しぶしぶお皿に

   お米とサラダといちごを少し乗せて


   彼に渡す。





柊鳴 瑠夏ひいな るか / rk
 え、ありがとう……!! 



茶宮 菓子ちゃみや かこ / kk
 次からはちゃんと 
 持ってきなさいよ。 
柊鳴 瑠夏ひいな るか / rk
 ……うん! 



茶宮 菓子ちゃみや かこ / kk
 その後もその後も……!! 




   家にスクールバッグを放り投げて、

   部屋まで走り、思いっきり息を吸う。














茶宮 菓子ちゃみや かこ / kk
 私の平凡な生活に!! 
 関わるなーーー!!!! 
















   
 …え? 
 (今日は残業無しで久々に早帰りだった姉、困惑) 

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