私はとりあえずここがどこなのか知るために歩いてみることにした。
しばらく歩いていると、なんだか見慣れた景色が見えてきた。
もしかして…ここ私んちの近く…?
そう思って私の家があるらしきところに向かって歩いた。
すると…
私の二つ下の弟、透がいた。
「透!」
「……」
やっぱり私の姿は見えていないようだ。
透に近づいてみると、なんだか悲しそうだ…。
そして……
「お姉ちゃん、なんで死んじゃったの……」
「僕、これからどうやって生きていけばいいの……?」
透……
自分が死んで悲しむ人なんていないと勝手に思っていた私がバカだった。
家族や友達のことを全く考えていなかった。
私はなぜか友達が気になって学校に行ってみることにした。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。