第2話

1.自覚
11
2024/12/25 13:09 更新
私はとりあえずここがどこなのか知るために歩いてみることにした。
しばらく歩いていると、なんだか見慣れた景色が見えてきた。
もしかして…ここ私んちの近く…?
そう思って私の家があるらしきところに向かって歩いた。
すると…
 
私の二つ下の弟、透がいた。
とおる!」
「……」
やっぱり私の姿は見えていないようだ。
透に近づいてみると、なんだか悲しそうだ…。
そして……
「お姉ちゃん、なんで死んじゃったの……」
「僕、これからどうやって生きていけばいいの……?」
透……
自分が死んで悲しむ人なんていないと勝手に思っていた私がバカだった。
家族や友達のことを全く考えていなかった。
私はなぜか友達が気になって学校に行ってみることにした。

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