第18話

全て。
595
2024/01/16 22:15
大森
大森
、、、
大森
大森
、死んじゃぅ、
夜に呑まれて死にそうに、消えそうになる夜がある。
そんなときは、
大森(LINE)
大森(LINE)
きて
若井(LINE)
若井(LINE)
はいよ
若井に連絡。
呼ぶ気が失せる日もあるけど、
今日は若井の顔が見たかった。
大森(LINE)
大森(LINE)
はやくきて
若井(LINE)
若井(LINE)
わかってるよっ
僕が消えるのと若井が来るのは、どっちが早いか。
それくらい限界だった。
若井
若井
元貴。
大森
大森
ぁ、、
若井
若井
頑張った頑張った、
大森
大森
しんじゃう、きえる、
若井
若井
俺が助けるから大丈夫。
合鍵で入ってきた若井に最後の力を振り絞って
ハグすれば、若井がだっこしてくれる。
若井
若井
ベッド?ソファ?
大森
大森
ベッド、
若井
若井
俺と一緒がいい?1人がいい?
大森
大森
若井、
若井
若井
あったかいのと冷たいの
大森
大森
あったかいの、
若井
若井
俺のこと好き?嫌い?
大森
大森
すき、
若井
若井
よしっ。
若井
若井
ちょっとまってて。
この2択問題はいつものこと。
ベッドとソファどっちに居たい?
若井と一緒に寝たい?1人で寝たい?
あったかい飲み物が欲しい?冷たい飲み物が欲しい?
若井のこと好き?嫌い?
これを聞いたら、若井は必要な物を取りに行く。
いつも迷惑かけてばっかでごめんね、
若井
若井
ただーいま。
若井
若井
俺があげた紅茶全然飲んでないじゃん笑
笑いながら温かい紅茶をくれる。
大森
大森
もったいなくて、飲めてなぃ、
大森
大森
ふーっ、ふーっ、
大森
大森
、、あちっ、
若井
若井
今日の元貴の昼飯うまそーだったね。
あぁ、そういえばお昼ご飯の写真送ったっけな、
大森
大森
おいしかったのに、
大森
大森
ぜんぜん、たべれなかった、笑
若井
若井
食欲なかった?
大森
大森
うん、
若井
若井
そっか、じゃあ様子見とかないとね、
若井
若井
今はなんか食べれそう?
大森
大森
あんまり、食べたくない、
若井
若井
おっけおっけ。
大森
大森
若井も、ひとくちいる、?
若井とおんなじのが飲みたいな〜、なんて、
若井
若井
、一緒に飲みたいんでしょ笑
大森
大森
ばれた、笑
若井
若井
ひとくちちょーだい笑
大森
大森
あついから、きをつけてね、
若井
若井
んっ、
若井
若井
やっぱこれ美味しいやつだよね〜
大森
大森
ぼく好き、この紅茶、
若井
若井
また買ってくるね笑
同じものを口にすると、なんとなくうれしい。
誰かといっしょなんだなぁ、と思える。
大森
大森
、、おなか、ぽちゃぽちゃする、
若井
若井
一気に飲みすぎたね、笑
大森
大森
、、ねむくなってきた、かも、
若井
若井
あったかくなったかな、笑
大森
大森
、、ぎゅーして、?
若井
若井
ん、
ぎゅ、
ハグをすると、僕の背中に布団をかけてくれた。
若井のぬくもりと、お布団でいつもよりあったかい。
大森
大森
でも、ちょっとさむい、
大森
大森
、!
大森
大森
マフラー、
若井
若井
マフラー?いいよ、?
若井
若井
ん、
大森
大森
ありがと、
持ってきてもらったマフラーを首に巻き付けて、、
大森
大森
ふんっ、
若井にぎゅーする
大森
大森
さみしくない、かも、
寒いところを無くすと、寂しさが逃げていく。
若井
若井
んふ、かわいい。
若井
若井
あったかいね、笑
大森
大森
あんしん、するね、泣
独りじゃない。
誰かが暖めてくれる。
それだけですごく安心して、眠くなる。
大森
大森
、、消えなくて、済む、
若井
若井
俺と生きたいと思えましたか、?笑、
大森
大森
うん、若井と生きたぃ、
若井
若井
じゃあ〜あと100年は生きないとだわ笑
大森
大森
それは、やだ、笑、
若井
若井
若井
若井
笑った顔かわいいね、笑
大森
大森
んぇ、?//
若井
若井
泣いちゃうのも、変顔しちゃうのも、全部好きだけどね、
若井
若井
やっぱり笑ってるのがいちばん好き。
大森
大森
、、そぉ、?//
若井
若井
うん。だから、
若井
若井
笑えるときは、いっぱい笑ってて欲しい、無理はしなくていいけどね、?
若井
若井
あんまり、追い込みすぎないで。
若井
若井
元貴は頑張ってるし、それを俺はずっと見てるし。
若井
若井
独りじゃねーからな、笑
大森
大森
、、っぅ、泣ふぇ、っうぅ"、泣
若井
若井
大丈夫。
大森
大森
うぁ"、泣
自分は想像以上に頑張っていて、それを若井が見てくれていること。
若井が居る、ということにどれだけ救われるか。
乗り越えるべき困難には、必ず若井が着いていて、
だから「あぁ大丈夫だな」と、進んでいけるわけで。
それは僕にとって、すごく重要であり、幸せである。
大森
大森
、ありがとね、っ泣
若井
若井
当たり前のことですーっ。
これを当たり前だと言ってしまうのも若井っぽくて。
大森
大森
だいすきぃぃ、泣
若井
若井
なに結婚的な?!
大森
大森
ちがうわ、泣っぜんぶすきなの、泣
若井
若井
んふ、もちろん俺もですよ、笑
すごくすごく、貴方の全てが好きだよ。

プリ小説オーディオドラマ