第3話

保健室へ向かおう
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2025/08/15 13:33 更新


学園長に抱えられている



歩くたび、耳元で布擦れの音と、落ち着いた呼吸が混じり合う



少し吐き気が収まってきた







保健室のベッドに降ろされると、冷たいシーツの感触が背中に広がる



学園長
学園長
顔色が真っ青ですね……



そう呟くと、クロウリーは一瞬視線を落とし、ゆっくりと手袋に指をかけた

きゅっと外す音が、熱に浮かされた耳にもはっきり届く




学園長
学園長
少し、失礼します




冷たい空気に触れた素手が、そっと額に置かれる


ひんやりしている



学園長
学園長
うーんこれは……
学園長
学園長
おそらく38度は超えています。






やらかしたなー
心当たりはあるっちゃある。






学園長
学園長
水を少し飲みましょう
(なまえ)
あなた
はい
学園長
学園長
吐き気は?
(なまえ)
あなた
まだ少し胃が重いですが、大丈夫です。





冷水でタオルを絞り、丁寧に額に置かれた。
ひやりとした感触が皮膚を通して熱を少しだけ引き取っていく



気持ちがいい



ふと、学園長の手元に視線を落とすと――手袋はまだ外されたまま。
 白く長い指が器用にタオルを整え、額に沿ってずれないよう押さえている





続きはまた後で

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