そんな、私はリードくんとイルマくんに優勝を
譲っただけであって、あのポニーテールに譲った
わけじゃない。
_そんなことなら私が伝説のリーフを…
「2位の男なのに?!」
「イルマ&リードじゃ?!」
「オロバス?!魔ジかよ!」
あのとき、あの鉢を盗めば
彼の言葉で、私の思考は遮られた。
彼の発言で、周りがしんと静まった。
伝説のリーフ半分こで5万P。
…あ、そういえばあれって
『 ……あ 』
「2万P!!!」
「あぁ、あの鉢!!」
「言ってた!放送聞いてたもん!」
周りがざわめき、先生たちが慌てていた。
鉢2万Pを半分こして1万P。と、いうことは…
これであいつじゃなくて、2人が若王になる。
私は安堵し、ほっと一息ついた。
わーっと歓声が上がり、2人の周りには人集りができた。
1人は鼻を高くして「若王」であることを誇り、
1人は「若王」らしく照れ臭そうに笑った。
くらりん、ナフラさんと話していると、
風がなびく音が聞こえた。
寒気のする声が聞こえた。
だけど、あのときとは何かが違っていた。
すっと顔を上げ声のする方を見ると、
オロバス・ココが2人に向かって頭を深々と下げていた。
少し、空気がひりついて、沈黙が続いた。
そんな空気は、あるヒトの発言で破られた。
2人の悪魔は笑った。
悪魔という生き物は、人間のように醜い。
自分の勝利のためならなんだってする。
だけど、どんな悪魔だって本当は
優しい心をもっているのかもしれない。
プルソンくんの声優さん発表されましたね♩
3年前、初めて漫画でプルソンくんと出会ってから
想像してた声の通りで感動しました;;
この作品の中だと収穫祭が終わり、ちょっとした
イベントたちが終われば音楽祭が始まります。
ちょうどアニメ放送と同タイミングくらいに
なりそうでちょっと幸せ感じました(笑)
皆さんもこれからも「魔入りました!入間くん」
楽しんでいきましょう♩












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。