英雄高校襲撃時 .
より 、 ちょっと前 .
あぁ 〜 そんなことする日が今日だったっけ .
傲慢居るか見に行ってみよっか
楽しみぃ …… 、 居たら写真でも撮っとこ .
で 、 あわよくば嫉妬に見せよぉ .
ヴィラン連合の一人 、 黒霧の個性でワ ー プし
トンっと音を立て 、 着地した .
味方くんたちは職員室の方だからぁ …… 、
食堂行こうかな …… ? .
いや 、 辞めておこう …… 今は昼飯の時間だからね .
その前に見つけれるかな …… ? .
渡されていた地図を元に 、 雄英の建物を飛んでいると賑やかな声が聞こえた 、 多分此処が食堂かな? .
其処では 、
いわゆる 、 オタサ ー の姫 …… ? みたいな奴が金髪のチャラチャラしてる奴と話していた .
あの子 …… 、
気配 …… というか 、 オーラが似てる .
でも 、 彼奴男だし ……
うん 、 違うか .
いきなりサイレンが鳴ったことで 、 行人と呼ばれた少女と上鳴と呼ばれた少年は 、 慌ただしく屋上へと駆け上がって行った .
傲慢なら 、 こんな事しないもんね …… .
うん 、 彼奴ならそんな事しない …… しないよね …… ? .
そんな一人の英雄のおかげで 、 食堂は静まった .
あれは …… 飯田天哉だったっけ ?
従者ちゃんが持ってきた資料によれば 、 インゲニウムの弟だった筈 …… 、
それに 、 眼鏡少年の個性ではこんなちゃんと浮くことは不可能だろう …… .
重力系の個性の子かなぁ …… ? .
…… 、 今度資料見直すかぁ …… .
それもめんどぉだな .
戻ってきた雄英生徒たちの中には 、 先程の行人と呼ばれた女生徒と 、 上鳴と呼ばれた男生徒以外にもう一人一緒に来ていた .
…… 、 なんか嫌ぃ
宵宮愛 …… か .
宵宮慈愛なら居たが …… 、愛なんて名前の生徒居たか …… ? 、 宵宮の苗字に …… .
う ー んなんかぁ 、 行人って子より光属性ぃ ……
…… 、 なんだろ
強欲が嫌いそうな雰囲気が漂ってる …… 、 実の所ぼくも苦手 、 というか嫌いな雰囲気 .
それより 、 傲慢候補だった生徒が宵宮が現れたとき滅茶苦茶『 うげっ 』て感じの顔一瞬してたけど 、 会話的に嫌ってるぽいのかなぁ ? …… .
あ 、 恋のライバルってヤツか …… なるほどぉ .
上鳴少年モテモテだぁ 〜 ! .
結論が出てスッキリしたところで …… 、
死柄木弔が撤退の連絡をしてきた .
生徒に見られてたとか莫迦じゃん 、 気配で分かるでしょぉ .
さっさっとお暇しますか 、
でわぁ ……
誰にも拾われぬ声で別れを告げ 、 颯爽とぼくは英雄の巣を後にした .
やっぱ合ってたじゃん 〜 ! .
あの時行人少女から感じた 、 傲慢に似てる雰囲気は .
ベルフェゴ ー ルはお腹を抱え 、 傲慢を嘲笑った .
「 筋肉痛起きちゃいそぉ 笑 . 」と震える声で口にした .
嗤い声が煩わしかったのか 、 ルシファ ー はお怒りだ .
ルシファ ー は 、 臨戦態勢をとっており
ベルフェゴ ー ルへと今にも殺しにかかりそうな雰囲気を晒しだしている .
ベルフェゴ ー ルは後ろに跳び 、 後退した .
力を見せて英雄に対策を取られるのが嫌なのだろう …… 、 それにベルフェゴ ー ルは肉体労働が大の嫌いだ .
イライラして殺気を振り撒いている傲夏行人と眠そうにしているがヘラヘラとした態度を崩さないヴィランの間では 、 死柄木弔でも立ち入ることは許されぬ “ 一触即発 ” の状態になっていた .
そんな中 、 空気が読めないのか一人の生徒が話に割って入ってきた .
その者の名は 、 宵宮慈愛 .
1-Aの優等生 、 八百万百をも越す優等生である …… 筈なのだが …… .
『『『『『『 ( 言っちゃうんだ ! ? 今 . ) 』』』』』』
大変仲が宜しいようで …… 、 1-Aのクラスメ ー トたちは心の声が揃っていた .
「 今更取り繕っても意味ないのにぃ 」とベルフェゴ ー ルは 、 ルシファ ー に向かってケラケラと口元を抑え 、 嗤いながら伝えた .
ふと気になり 、
ベルフェゴ ー ルが辺りを見渡すと 、 傲慢以外の生徒は消えていた .
ベルフェゴールにつられて 、 傲夏行人も周辺を見渡し 、 気付いたようである .
眉間に皺を寄せ 、 ベルフェゴールを問い詰めた .
ベルフェゴールは 、 「 まぁ 、 教えてあげてもいいかぁ 」と結論付け
( 多分ね )
と 、 彼のクラスメートの所在を教えて上げた .
『 ねむぅ 』と口にし 、 ベルフェゴールは近くに腰掛けた .
イライラしている相手ほど扱いやすいものだ .
ルシファーが指をパチンっと鳴らし 、 変装を解いた .
ベルフェゴールは 、 「 えぇ ー …… 」と面倒くさがっていた . 労働反対な彼にとってルシファーとの戦闘は面倒この上ない .
暫く考え 、 溜息をつき 、 立ち上がった .
髪を触り 、 これまた2度目の溜息をついた .
今 、
恐れられる 七つの大罪の
戦いの火蓋が切れた ________



















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。