第10話

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2021/12/26 11:58 更新
野々田冬馬ののだとうま
おい、バカ!!
小川美乃おがわみの
え…??
肩を大きく上下させたとーくんが怒鳴った。
野々田冬馬ののだとうま
吹雪、クラスの
クリスマスパーティーに来てたぞ!!
クラスのクリスマスパーティー…?

なんか誘われた気がするけど、今日だったんだ。
小川美乃おがわみの
…じゃあ美紅ちゃん、
事故にあったわけじゃないんだね
良かった…。
気づいたら涙が頬を伝っていた。
野々田冬馬ののだとうま
…なんで怒んねーんだよ、ばか
とーくんがそう言って私を抱きしめた。
小川美乃おがわみの
…とーくん、
そういうことすると勘違いしちゃうよ
とーくんが私のことを好きだって…。


ただ、私に同情してるだけなんでしょう?
小川美乃おがわみの
こういうことは好きな子だけにして、ね?
体を離そうとすると腕の力が増した。
野々田冬馬ののだとうま
…勘違いしとけよ
耳元でそう言うとーくん。
小川美乃おがわみの
え…??
からだを離して、とーくんの瞳に私が映る。


そして引き寄せられるようにキスをしたあと、とーくんは言った。


















野々田冬馬ののだとうま
一生勘違いしとけよ、ばーか


















私たちを祝うように冬の鐘がなった気がした──。







Fin。・:+°

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