授業も終わって、帰りの準備をする
今日どこか寄り道しようかな
そういや駅前に新しいスイーツ屋さんできたんだっけ
一人だけど行くか、何て考えながら席を立つ
早くしないと星導が着いてきてしまう
今は友達と話しているようで
こちらに注意は向けられていない
すこし虚しくなってしまったが
本当にぼっちではない。予定が噛み合わないだけ
友達に久しぶりに会いたいと思った
荷物をまとめ終わったので早速と席を立って
教室から出る
星導は気付いていない。ラッキー、なんて
思いながら廊下をすこし早歩きで出る
ドンッ
考えるのに夢中で誰かにぶつかってしまった
謝ろうとして顔を上げる
なんでこいつがここに、と思ったが
そもそも一緒に帰る約束をしていない
全く身に覚えのない話が出てきて混乱する
先に伝えておいてくれれば
逃げれたのに、なんて思うが
これも私を逃げさせない作戦の一つなんだろう
それか忘れていたか
どちらにせよ逃げる手段が消えてしまった
抵抗も虚しく星導のところまで戻らされる
2人が会話をしているのを横目に
ため息をつく。なんで今日こんなツイてない日なの
私がそう言うと星導は冷たい笑みを浮かべる
少し悪寒がした
気のせいであってほしい
行かなきゃ行けないのだろうか
確かに暇だし遊ぶのは嫌いじゃないけど
でもよりによってこいつら…
何をするかも分からない。どうしよう、
そう迷っていた時だった
そーっと、気付かれないように
気配を消して移動しようとする
こんなことで私が巻き込まれるのはごめんだ
じゃあね
_____パシッ
どうやら一人で帰ることは不可能なようです
えええお気に入り49ほんと感謝です👐
結構見てくれてる人いて嬉しい
コメントとかしてくださって構いませんからね‼️
全員返しますよ💪
夜中にもう1個更新しますー!












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!