ガ ラ ラ ラ ッ【玄関を開ける】
ド サ ッ【投げる】
私は、転生というものをした
転生しても、私は虐待をうけた
前と同じように私の兄弟はどんどん死んでいった。何も変わっていない
唯一変わった事といえば…
カナヲが居ないこと
きっと…師範達の本当の家族になったんだろう
確信はないけどそう思う
私は、地べたに横たわりながらそんな事を考えていた
少し離れた所に変わった髪色の少年がいた
…今世は銅貨がない…全部答えるかな
それから私達は色々な話をした
なんで倒れているかの事
自己紹介もした
焦凍は、訓練をしていてその途中、お父さんの隙を付いて逃げたと言っていた
そういえば、この世界には「ヒーロー」や「ヴィラン」が居るらしい
焦凍はそう言い、小指を出した
私も小指を出し、焦凍の小指に絡めた
指切りげんまん
嘘ついたら
ハリセンボン
飲ーます
指切った
















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!