第7話

六匹
926
2024/02/20 09:00
🐙🌟
取り敢えずあそこの部屋使ってください
あなた
わかりました
そう言って立とうとするけどやっぱり足に力が入らない良くなるどころかひどくなっている


それに気づいたのか姫抱きされる
あなた
すみません
🐙🌟
いいですよ、このくらい
個人的には謝られるよりお礼のほうが嬉しいです
あなた
....ありがとうございます、
その後は、ベッドに寝かせられるべさんは部屋をあとにした



だが、このまま寝たら明日地獄を見ることになる
クルスにおつかいを頼む

それは私の家に行って薬のセットを持ってきてもらうものだ


初めてじゃないから行けるはず
あなた
クルス、お願いしてもいい?
ごめんね、行ってらっしゃい待ってる


帰ってくるまで少し休もうと思い目を瞑る






🐙🌟
......さ...ん...さん
🐙🌟
あなたの下の名前さん
なにか声が聞こえる、

クルスが帰ってくるまで目を瞑るだけのつもりが寝てしまったらしい


重いまぶたを上げる
あなた
、ぃ


声がかすれて出しにくい
🐙🌟
寝ていたところ悪いんですけどこれ、なんですか?

ぱっと見せられたのはクルスに頼んでいた薬セット


まずい、何がまずいかというと薬と言っても普通のもあるが注射器タイプのものもあることだ


やっぱり人に見られると気まずさもあるしわんちゃんやばい薬と思われる場合もある

あなた
それは、ケホ...何についてですか?
👻🔪
中身についてだよ

るべさんの後ろから出てきたのは柳さんだ


なんで居るかは知らないがやっぱり中を見られたらしい

あなた
というか、何故貴方がここに?
そう問いかけるとポツリと話し始めた
小柳Side
俺は家に帰ってから手に怪我をしてるのを見つけ絆創膏をしようと探す
👻🔪
あー、絆創膏ない
👻🔪
買いに行くか、


コンビニに行き、絆創膏に夜食その他を買って帰ろうとしたとき目の前に小さな何かが動いていた


最初は猫か何かだと思ったが見覚えがある


よく見てみるとそれはあいつあなたのオトモだった


なんとなく気になって話しかけてみる
👻🔪
おい、何してんだ?

流石に返答が返ってくるとは思っていなかったが何かを運んでいるようだった
👻🔪
それ、運んでんの?

オトモの持っているポーチに向って指を指す

何となく中身が気になってどうやって調べようかと考える


1つの案が浮かんだ
👻🔪
それ、あなたの名字のところに運ぶのか?
うんうんとオトモが頷く
👻🔪
じゃあ、連れてってやるよ
そう言って俺のオトモの隣に乗せる

その時にポーチを取る
中身を見ているのに気づかれないように俺のオトモとじゃれててもらう

👻🔪
は?、なんだこれ?

注射器とその他たくさんの薬

気になることは他にもあるが本人に聞いたほうが早いと思い星導宅をもう一度目指す

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