監禁されて10日ぐらいだろうか…
六指衆の中で安全そうなのは
ウエトトさん、シーダさん
だと思う…
六指衆だから一応危険なのは分かってるけど…
その2人だったら協力とか脱走出来ないかな、
ガチャ
机の上にそっと
ご飯を置いてくれるシーダさん…
机をひっくり返して、
その間に逃げられないかな
鎖は何とか壊してあるし…
いや、うだうだと考えてたら
逃げるチャンスが無くなる
今すぐに逃げないとっ
バァタァァッン!
何かを言いかけたシーダさんに構わず
机をひっくり返した
バァコォォン!!
パラ パラ…
シーダさんが目の前にきて
壁を蹴って壊した…?
シーダさんは逃げられないか…
根は優しいんだろなぁ…
小慣れた手つきでカチャカチャと足枷を付けながら
ウエトトさんは顔にシワを寄せていた
悪役が吐いている言葉とは思わせない笑顔で、
そう言ってウエトトさんは出ていった
それからまた何日か過ぎた
最近は六指衆が来ることが少なくなった
その代わりに他の悪魔や
ライアーさんが来るようになった
ライアーさんは相変わらずに
私をちょこちゃこ戯れてくる
戯れると言うよりからかってくるが正解かもしれない
あの人たちは私を監禁して何をするのか…
ライアーside
ギィ
深夜2時…さすがにあいつも寝てるだろ
あなたが監禁されている部屋に入ると
俺は音を立てないように
あなたが寝ているベットに近づいた
あなたの顔にそっと手を当てる
バール様にもよく注意されるんだよなぁ
それでも、自分の我慢出来ない欲が
溢れ出てきまいそうだ
ぢゅっ
首に赤い印を付けてやった
♡1000越えありがとうございます!
コメントとかコメントとか欲しi(((
お礼と、更新遅いの詫びを込めて
最近描いたキリヲ先輩載せておきます
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。