第40話

35話 監禁×日目
1,370
2023/05/29 09:30

監禁されて10日ぐらいだろうか…

六指衆の中で安全そうなのは
ウエトトさん、シーダさん
だと思う…

六指衆だから一応危険なのは分かってるけど…

その2人だったら協力とか脱走出来ないかな、
ガチャ


シーダ
シーダ
ご飯、持ってきた…
(なまえ)
あなた
あ、ありがとうございます
机の上にそっと
ご飯を置いてくれるシーダさん…

机をひっくり返して、
その間に逃げられないかな

鎖は何とか壊してあるし…
いや、うだうだと考えてたら
逃げるチャンスが無くなる

今すぐに逃げないとっ
シーダ
シーダ
 ((
バァタァァッン!

何かを言いかけたシーダさんに構わず
机をひっくり返した
(なまえ)
あなた
ッ!ハァ

シーダ
シーダ
!!
バァコォォン!!

  パラ パラ…
シーダ
シーダ
だめ、
シーダさんが目の前にきて
壁を蹴って壊した…?


シーダ
シーダ
あっ、怪我してない?
(なまえ)
あなた
だ、大丈夫です…
シーダさんは逃げられないか…

根は優しいんだろなぁ…



ウエトト
ウエトト
逃げようとしたんですか…
(なまえ)
あなた
小慣れた手つきでカチャカチャと足枷を付けながら
ウエトトさんは顔にシワを寄せていた



ウエトト
ウエトト
ここは監視もありますし、
我々も六指衆います
ウエトト
ウエトト
簡単には逃げられませんよ
悪役が吐いている言葉とは思わせない笑顔で、

そう言ってウエトトさんは出ていった



それからまた何日か過ぎた

最近は六指衆が来ることが少なくなった
その代わりに他の悪魔や
ライアーさんが来るようになった


ライアーさんは相変わらずに
私をちょこちゃこ戯れてくる



ライアー・ラウ
ライアー・ラウ
ねぇ〜今どんな気持ち〜♪
ライアー・ラウ
ライアー・ラウ
ねぇどんな気持ち((以下略
戯れると言うよりからかってくるが正解かもしれない


あの人たちは私を監禁して何をするのか…

 
ライアーside

ギィ
深夜2時…さすがにあいつも寝てるだろ
あなたが監禁されている部屋に入ると
俺は音を立てないように 
あなたが寝ているベットに近づいた
ライアー・ラウ
ライアー・ラウ
はぁ…可愛いっ、
(なまえ)
あなた
Zzz…
ライアー・ラウ
ライアー・ラウ
食べちゃいたい
あなたの顔にそっと手を当てる

ライアー・ラウ
ライアー・ラウ
あっ、欲を抑えないと…
バール様にもよく注意されるんだよなぁ
それでも、自分の我慢出来ない欲が
溢れ出てきまいそうだ
ライアー・ラウ
ライアー・ラウ
もうすぐあいつキリヲが戻ってくるらしいし…
ライアー・ラウ
ライアー・ラウ
そうなったらもう会えないかも
しれないから、ちょっとぐらい…
 
    ぢゅっ
首に赤い印キスマを付けてやった

ライアー・ラウ
ライアー・ラウ
俺のもんになったらいいのにー…


♡1000越えありがとうございます!

コメントとかコメントとか欲しi(((

お礼と、更新遅いの詫びを込めて
最近描いたキリヲ先輩載せておきます



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