第2話

絶対来世でまた会おう?
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2025/09/05 10:24 更新
──昼休み。
みんなの声が聞こえる。
▲▲
ねぇ、昨日のあれ見た?
■■
でさ、あいつがー
初音 あなた
…………

このまま昼休みをぼーっと過ごすわけにもいかない。有意義に使おう。

初音 あなた
………(そうだ)
初音 あなた
図書室、行こうかな………
今日なら図書室が開いているはず。
さっそく席を立って、廊下へ出る。
初音 あなた
えーっと………あの本は…………
目当ての本を探していると、聞き覚えのある声が聞こえる。
狭霧 愛斗
それで、どうしたの?
初音 あなた
(……!!愛斗君…?)
咄嗟に本棚へ身を隠す。
初音 あなた
(……愛斗君と……女の声………?)
★★
え、えーっと………その…………
初音 あなた
(この声は………)
★★
──ッ……
初音 あなた
(★★さん……?)
明るくて、クラスでも人気がある★★さん。
そんな彼女が、愛斗君に何を……?





しかも何やら重大そうな雰囲気。


何を、なんて。一つに決まっている。
わざわざ人気が無い図書室に呼び出すなんて。
★★
私っ………愛斗君の事が………っ!!
初音 あなた
(どっ,どうしよう………)


愛斗君と、もう話せないかもしれない。

初音 あなた
(でも割り込むのも悪いし……)


なんて考えていたら、時が来てしまった。
★★
すっ…好きです!!付き合ってくださいっ!!!
初音 あなた
──ッ!!!!



────あぁ。きっと愛斗君は、いいよって言うんだろうな。


彼は誰にでも優しいから。優しいのは私にだけじゃない。
 


今朝、君が一緒に来てくれて。「もしかしたら……」って。思ってた私が間違ってたんだ。





段々と視界に霧がかかってく。私の心みたいに。 

狭霧 愛斗
───うん。
狭霧 愛斗
 いいよ!
★★
──!!! ほっ、本当、ですか……!?
★★
やったぁ………っ!
初音 あなた
(嗚呼………あ……あぁ………)



思わず膝から崩れ落ちる。


分かっていたんだ。最初から。



受け入れたくなかっただけ。現実を。
初音 あなた
もう、どうでもいいや………



2人がいなくなり、誰もいない図書室でそう呟く。



初音 あなた
君の隣は、私だから。



放課後。あの告白が無かったかのように、愛斗君が話しかけてくれた。


狭霧 愛斗
あなた!一緒に帰らないか?
初音 あなた
う、うん………
帰り道。家までは、まだ距離がある。
狭霧 愛斗
それでさ、アイツが………
初音 あなた
(やるなら、今しかない。)



愛斗君はまだ知らない。あの場に私がいたことも、私が何をしようとしているのかも。


初音 あなた
ねぇ、愛斗君。
狭霧 愛斗
ん?どうした?
初音 あなた
(はぁ。)


正直、こんな事するのも悔やまれる。

初音 あなた
(愛する君を、私の手で…………)


けど。もうやるしかない。


初音 あなた
私、昼休み図書室に居たんだ。
狭霧 愛斗
────
狭霧 愛斗
そう、なのか………?



愛斗君の顔がサーッと冷めていく。

初音 あなた
自覚、あるんだね。
初音 あなた
そう………なら、やるしかない。
狭霧 愛斗
え、ちょ、あなた………?




カバンの中から、小さなステッキを出す。
その見た目は可愛らしく、先端には星が付いている。


初音 あなた
ご め ん ね
初音 あなた
「メタモルフォーゼ」
ステッキを振って、変身する。





辺りが光りに包まれる。
みるみるうちに、私の姿は別人のようになった。


狭霧 愛斗
あなた、その姿………
初音 あなた
うん。これが、「私」。これが、初音あなたの姿だよ。



さよなら。愛しい人。
初音 あなた
絶 対 、 来 世 で ま た 会 お う ね ?



ステッキ一振り。貴方は動かなくなった。



そして………
初音 あなた
じゃあ、そっちに行くね。
初音 あなた
絶対、巡り会えるからね。








全て 捨てて ぽいっ★











































作者です。
いやー第二話!公開できて嬉々してます。思ったより早くできましたね。
(………なんか1話の方が………上出来ですね………)
そうだ、前回の質問の続き(?)なんですけど………(前回教えてくださってありがとうございます)
説明力ないんですが……↓


今こうなってると思うんですよ。


        夢主のなまえ
   ──────────┓
  ¦ ピンクの吹き出し ¦
   ──────────

で、私の理想が……

     初音 夢主のなまえ
   ──────────┓
  ¦ ピンクの吹き出し ¦
   ──────────

と言った具合で、吹き出しの上の名前のところに苗字を入れたくって……
またまた質問続きですが、やり方教えてくださると幸いですっ!
それでは〜
(追記・上のできたので編集しました!)

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