夜中でもずっと冨岡さんの看病しても…
今はカナヲに変わって少し休憩中なのですが…熱のせいなのか、寝ている間ずっとうなされていて少し心配ですね…
そう、思っていた時
⁉︎
…何か隠してません?
幼児化…ですか?
早速行ってみると…
私たちが怖いのか恐怖に駆られた感じでこちらをみる冨岡さん…本当に別人のようですね…
模様のついた部分は錆兎さんという方のものでしたか…
…なんですか?この可愛い生物は…
そう言って、診察室に冨岡さんを連れて行き、色々と検査しました
驚いたことに、昨日の熱は嘘のようになく、その代わりと言ってはなんですが、11歳までの記憶しかありませんでした
まるで、信じられないとでもいうように自分の手を見つめる冨岡さん
と、いうと…
錆兎…さんとはどのような方なのでしょう…
信じられなかったのか、固まって目には涙を溜めた冨岡さん
…とりあえず、この状況を他の柱たちに知らせなければななりませんね…
そう思っていると…
…奇遇ですね…行こうとしていたところですね…
あ…忘れていました…
…そういえば…昔、預かってほしいと言われた着物がありましたね…それを着せましょう
と、言って席を立ち、その着物が入った風呂敷を持ってきて、それを差し出すと…
と、何かを呟き、焦った感じで袋を開けると…冨岡さんの半々羽織の無地の方と、模様のついた羽織、そして袴がありました
模様のついた方…錆兎さんのでしょうか…血がついてますね…
…こんなにも、慌てる冨岡さんは初めてですね…











編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。