予定まであと2週間を切っている
あと10日とか
ソジュンは分かってるのか
寂しい思いさせちゃって申し訳ないな…
でも、本当のお母さんお父さんに会うのが1番
私なんて
小さい体で大きく腕を広げるソジュン
そんなソジュンを力いっぱい抱きしめた
今にも涙が出そうになるほど、嬉しかった
私の事、忘れちゃうかもしれない
それでも私は、絶対にこの子を忘れないでいよう
感傷に浸りながら、洗い物をしていた
ソジュンの事を考えて考えて仕方がない
すると、お風呂上がりの先輩が
後ろから抱きしめてきた
先輩は私の肩に顔を埋まらせて、力いっぱい私を抱きしめる
どうしたらいいのか分からず考えていた
ちょっと力を入れて回り、濡れた手で先輩の服を汚さないようにしながら
私も先輩を抱きしめた
焦る私を想像していただろう先輩は、
ビックリした表情で私を見ていた
先輩は照れながら笑った
















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!