第11話

またもや君に邪魔される
870
2025/02/06 22:00 更新
あなた
…遅くない?
かれこれ、1時間位は待っていた。

だが、一向に戻ってこない。
あなた
……
あなた
死のーう   ♬.*゚
あなた
死のーう   ♬.*゚
あなた
ナイフで腕切って死のーう  ♬.*゚
ミカエリス
変な歌、歌わないでください
あなた
うわっ
あなた
ビックリしたァ…
あなた
ていうか遅いよ…
ミカエリス
すみません
ミカエリス
忘れてました
ニコリと笑顔で言うものだから、流石に頭に来てしまう。
あなた
……ふぅん?
あなた
忘れてたんだ?
ミカエリス
えぇ
ミカエリス
申し訳ありませんでした
あなた
……じゃあさ
あなた
自殺するの許してくれたら許してあげる
これは、僕の作戦だ。

これをすることにより、自殺が解放され___…
ミカエリス
無理です
あなた
へ?
ミカエリス
自殺は許しません
あなた
は?
あなた
そ、そこは許すんじゃないの?
ミカエリス
無理です
ミカエリス
ついでに、貴方の持っている自殺に使う
ミカエリス
ナイフや、縄の一式を没収しておきました
あなた
笑顔で言うことじゃない!
あなた
僕の自殺一式セットが……
ミカエリス
早く行きましょう
ミカエリス
坊ちゃんが待っています
あなた
返して……
ミカエリス
無理です
余りにも、笑顔で言われるものだから、黙ってしまった。
ミカエリス
坊ちゃん
ミカエリス
お待たせしました
シエル
…遅い
あなた
僕の自殺セット一式が……
ミカエリス
返しませんよ?  ^^
あなた
……(絶望)
シエル
何があったんだよ…
シエル
とりあえず、屋敷の場所は教えてもらった
シエルは地図を広げ、マークの着いたところに指を指す。
ミカエリス
ほう、此処ですか
あなた
とりあえず、𝕃𝕖𝕥'𝕤 𝕘𝕠
シエル
あなたの下の名前のテンションおかしくないか?
ミカエリス
くふふ…
シエル
気持ち悪い笑いするな…
地図を頼りにやってきた場所。

そこには、酷く焦げた、でもとても大きなお屋敷があった。
シエル
……
ミカエリス
これは…
ミカエリス
酷いですね…
あなた
……見覚えが…?
すると、シエルは急にふらりと歩き始めた。
ミカエリス
坊ちゃん?
あなた
どうしたの?
こっそり、ミカエリスと、僕で後をつけていくと、シエルが向かっていたのは、お墓だった。

お墓の前に膝をつき、シエルは言った。
シエル
お父様…
シエル
お母様…
あなた
……
これが、シエルが両親を呼ぶ、最後だった。
ミカエリス
……
ミカエリスは、それを見ると、屋敷の方に戻って行ってしまった。

僕も、一応ミカエリスに着いていく。

ミカエリスは、屋敷を見て、悩んでいた。
ミカエリス
___さて…
あなた
直す?
ミカエリス
……締まりませんね…
呆れた顔でこちらを見るミカエリス。
あなた
じゃあ僕は小物を直していくよ
ミカエリス
かしこまりました
ミカエリス
では、私は屋敷の大体の内装や
ミカエリス
外見を直します
あなた
頼んだよ〜
あなた
できた!
ミカエリス
完璧ですね
綺麗に直った屋敷は、周囲に特殊な空気を出していた。

そして、その外見は、今まで忘れていた何かを揺さぶった。
あなた
……
あなた
ヴィンセント…
ミカエリス
何です?
ミカエリス
ヴィンセントって…?
あなた
いや、気にしないで
あなた
それよりも、早くシエルに教えようよ!
あなた
きっと、吃驚するって!
ミカエリス
そうですね
僕が走っていくのを、ミカエリスは後ろから見ていた。
ミカエリス
…ヴィンセント?
ミカエリス
男の名前ですね…
ミカエリス
浮気でしょうか…?
ミカエリス
私が消して差し上げようか……
ミカエリス
!ハッ!!!!
ミカエリス
いけない…
ミカエリス
早くあなたの下の名前さんの元へ向かわねば…

プリ小説オーディオドラマ